コメント
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ああああああああすき ロマンチックすぎるだろまじ泣いた まず花っていうか桃さんを春に例えてるのが天才なのよわかる?? まじ満足感すごい
春が消えたの春は桃くんのことです。はい🙃
# 赤桃
# nmnm作品
ご本人には 関係ありません
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赤「ないくんって花みたいに笑うよね。」
珍しく俺の家にコンビニの袋を持ってやって来たと思ったら、俺が座っていたソファーに座り、2人でテレビを見ながら話し出す
桃「花!?なんか大袈裟じゃない!?…そうかなぁ〜?」
りうらには俺がどう見えてるんだろ?
俺ってそんなふうに笑うのかなぁ…?
桃「もうすぐ春だねぇ…」
ふと、思い出したかのように話し出す。春は桜が綺麗だから、メンバーみんなを誘ってお花見に行きたいなぁ…なんて、呑気に考える
赤「ってもまだ先じゃない、?」
桃「あ そっか」
カレンダーを見ると、「11月」と書かれたカレンダーが見える
あれ、俺どうしちゃったんだろう
仕事のしすぎで時間の感覚なくなっちゃったのだろうか
スイーツ買ってきたんだけど食べる?と目の前にプラスチックの透明のケースの中に2つ入ったケーキを置かれる
桃「あ、ありがと〜」
赤「今、食べる?」
桃「あ〜じゃあ食べよっかな」
赤「お皿とフォーク持ってくるね〜」
そう言って、ソファーから再び上がり、お皿とフォークを取りに行くりうらを見つめながら、なんでコイツ皿とフォークの場所知ってんだろうと不思議にも思う
桃「ダイエット中だけど…せっかく買ってきてくれたんだし、食べないと失礼だよね〜」
まぁ?内心ダイエット中で糖分取ってなかったからラッキーなんて思っちゃってるけど、
まぁでも?せっかくりうらにケーキ貰ったんだし?食べるしかないよねぇ〜??
赤「はーい、お待たせ〜、持ってきたよ〜」
桃「いぇーい!久しぶりの糖分〜!!」
赤「あ!そういえばないくんダイエット中じゃん!!」
… やばい 、 なんか 勘づかれた
桃「ん〜??まぁ、今日は?休みの日かなぁ〜?」
赤「ふ〜ん?まぁいっか。食べよ食べよ〜」
桃「…うわ、うんま」
久しぶりのケーキに感動のあまりに涙がでる
夢中になって食べ続けていた為、ケーキはあっという間になくなってしまった
桃「あ〜、美味しかった〜!!」
赤「ないくんもう食べたの!?早くない!?」
桃「え〜?そんなことないよ〜」
赤「ま〜、い〜や。りうらはゆっくり食べよ〜っと」
食べるのをやめていた手を再び動かし、ケーキを口に運んでいく、やばい、またお腹すいてきたかも
赤「りうらがこれ食べ終わったらフォートナイトしよ!!」
桃「え〜!俺あれ苦手なんだけど…」
赤「大丈夫だって〜、俺が教えてあげるからさ」
桃「まぁりうらが教えてくれるなら…」
赤「やった〜!!」
思い出せば思い出すほど、溢れてきそうなほどの沢山の思い出が俺の頭の中にこびり付いて離れない
もう忘れなければならなかった
葬式だって終わったんだ
なのに、夜になって眠りにつけば、夢に出てくるのは、あなたばかり、
ないこは突然の病でなくなった
元々持病があったんだって
俺には教えてくれなかった
心配かけたくなかったんだってさ、メンバーはみんなそう言っていた
「まだ若いのに可哀想。」近所の人達のそんな言葉が、聞こえる
苦しい。息が詰まりそうだ
赤「ぁあ、そっか。もう春か」
ないくんが亡くなってから、季節のことも気にしていなかった
桜の木が美しく咲き乱れる
柔らかい風が吹き、風によって花びらが蝶のように空を舞う
君がいない世界はこんなにも美しく、そして寂しかった
ないくんがこの世から去ってから、
俺の中に咲き続けていたピンク色の美しい花、暖かい温もり、そして…
春が消えた
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なんか 頑張ったほうだと思うよ きっとかっと
お友達に飢えているので誰か私に愛をください