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🦈×🍣

1 - 第1話

♥

214

2024年06月14日

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🦈×🍣


「ないこさん!ないこさん!ないこさん!」

1発で誰かわかるような騒音で俺を呼びながら

駆けてくるこさめ。

別名 歩くパチンコ屋さんだ。

「なんだなんだなんだ! 笑 」

テンション感に釣られ似たようなテンションで返す

「あの!こさめこれから出かけるんですけど!」

「おん、」

「頑張れのおまじないかけてください !」

はて、 頑張れのおまじないとは。

えいえいおー ! とか?

それは円陣か。

ひとりで頭をフル回転させ考えるが

なんの事か さっぱり分からない 。

「 えいえい おー … ? 」

とりあえず何も言わないのもあれだと思い

一番最初に浮かんだ言葉 を 掛ける 。

「それは 円陣 じゃないですか ~ !」

「 行ってらっしゃいの ちゅー と ぎゅーがこさめは欲しいんです!」

自分の中で いれた ツッコミを 入れられたのと

急に ぶっ込んできた のに 頭がパンクしそうになる

ちゅー とか言ってますけど 俺ら付き合ってないです。

まじで 。

「 ぎゅー は まだしも ちゅーって … 、」

照れているのを悟られないよう 俯きがちで

話を続ける 。

「 んふ、 こさめなりの 告白なんですけど、 どー思います 、?  」

にやにや とした 小悪魔が 俺の顔を 覗き込む

驚き ばっと後ろへ 下がる 、

ローラー付きの椅子だったため 、 椅子は加減を知らず どんどん後ろへ下がっていく 。

ちらっと後ろを見ると 壁。

あ、 ぶつかる。 と思い 身構える 。

「 っぶな … 、 ないこさん 気をつけないと 、」

椅子の背もたれを掴み 、 自身へ寄せ 、 俺を守るようにして 置かれている 左手

「 ぁ … あ ぁ …ッ、 //」

少し 閉じた 目で 壁を見る仕草が

性癖 どストライク で それに照れていると

そのまんまの目で 今度は俺を見つめてくる 。

その瞳には熱が籠っており 、 熱く、蕩けてしまいそうになる 。

「 ねぇ、 行ってらっしゃい の ちゅーは 、 」

淡々とした トーンで ちゅーを 迫る こさめ

声は いつもと 変わらないはずなのに

かっこよく 見えてしまうのは なぜなのだろうか 。

途端 、 カーン と 12時を合図するチャイムがなる。その音にハッとし こさめを軽く突き飛ばす

「 早く 行ってこい ばかたれ ッ!! //」

「 後ちょっと だったのに ~ !! 帰ってきたら ちゃんと返事聞かせてくださいよ ?! 」

ぶつぶつ 文句を垂れながら 出ていくこさめ

顔の熱を 感じながら 終始うるさかったなと思い出す。

きっと彼と 毎日 を 過ごしたら とてつもなく 楽しいだろう 。

あるであろう未来を想像し、頬が緩む

偶然通り掛かったまろに 見られているとも知らず

にこにこ で 仕事に取り掛かる 。


後日 俺のにこにこの写真がぼいしんぐの

グルラに流され 、

『やっぱ こさめの 彼女 可愛い 。 』と

失言されることを俺はまだ知らない 。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

5

ユーザー

あの!推し×推しのペアありがとうございます✨️

ユーザー

🦈🍣可愛い…… 普段と違うかっこいい🦈さんに照れちゃう🍣さんめちゃめちゃに可愛いです……

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