数年後
「はっぴばーすでーとぅーゆー!!」
「はっぴばーすでぃーでぃあー○○ー!!」
「はっぴばーすでぃーとぅーゆー!!」
「ふぅぅーーっ!!」
「おめでとう○○!!」
「この間までこんな小さかったのになぁ、笑」
「ね、ぱp…」
「……………」
そこには目頭を抑えながらなみだしてるカイザーがいた
「ちょっとパパ!!??笑」
「ぱぁぱ!!えんえん?えんえんしてうの?」
「○○が、、こんなに、、大きくなったことが、、嬉しくて、、」
「パパは○○が育ってくのが嬉しいんだって!!」
「ぱぁぱぁーーー!!♡」
カイザーへと思いきり抱きつきに行く○○
「ぱぁぱ!!○○、ぱぱだいすきさん!!」
「○○ーー!!!」
抱き合ってる2人を見ると俺の涙腺も緩んできそうだった
「あ、、!!あれがあるんだった、」
「○○!!ちょっとだけパパと遊んでてね!!」
「…?いいよぉ!!ぱぱでんしゃ!!でんしゃやる!!」
「あれ、取ってくるねコソッ」
カイザーの耳元でそう伝えて俺はあれがある部屋へと向かった
毎日忙しいけれど、毎日それ以上の幸せを2人から貰っている
数年前まで、Ωの自分が憎くて悔しくて、
神様を恨んだことだって、何回あっただろう
でも、あの時カイザーが契約してくれたから、
俺は今を生きている
Ω、α、βが共存するこの世界でも、俺らは幸せをかみ締めながら生きていくんだ
過去の自分を捨てようとは思わない
過去の自分がいたから、苦しかった自分がいたから、
きっと誰よりも幸せを深く感じることができるんじゃないか
過去の今もまるっと自分
………そう教えてくれたのはカイザーだ
守るべきものが増えた今も俺は自分を大切にしている
カイザーがそう教えてくれたように
「(あったあったー!)」
俺は右手に○○への誕生日プレゼントを持って
左手には
エコー写真を持っている
カイザーへサプライズだ
俺はカイザーの反応にワクワクしながらリビングへと向かった
END
コメント
1件
ガチ最高です😭自分も感動で涙も出ましたし、もらい泣き..?もしました😭とっっってもいい作品をありがとうございます🥹