テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ミセスグリーンアップル
こんにちは!
宿題の量がエグすぎる!地理、数学、英語、国語、漢字、理科多くない?休みだから?
では本編どうぞ!
・・・・・・・・・・・
数日後のスタジオ。
前より落ち着いた空気。でもどこかぎこちない。
〇〇:じゃあ次、この流れでいこう
元貴:了解
(目は合わせない、距離もきっちりある)
滉斗:(小声で)うわ、ちゃんとやってる
涼架:やりすぎなくらいね
リハーサル中。
元貴:(必要最低限しか話さない)
〇〇:(完全に仕事モード)
滉斗:……逆に不自然
涼架:うん、壁できてる
休憩。
滉斗:元貴、ちょっと来て
元貴:なに
滉斗:いいから
スタジオ外。
滉斗:頑張ってるね
元貴:なにが
滉斗:距離
元貴:約束だから
滉斗:しんどくない?
元貴:……普通
滉斗:嘘
元貴:……まあ、ちょっと
滉斗:あのさ
元貴:なに
滉斗:極端すぎ
元貴:は?
滉斗:距離取る=無視、みたいになってる
元貴:無視してない
滉斗:してるように見える
元貴:……じゃあどうすればいいの
滉斗:“普通”にしろって言われたでしょ
元貴:それが難しい
滉斗:だからってゼロか100かにするなって
元貴:……
滉斗:あの人、たぶん今一番しんどいよ
元貴:なんで
滉斗:お前のせい
元貴:知ってる
滉斗:知ってるならもうちょい考えろ
元貴:……
滉斗:近づきすぎもダメ、離れすぎもダメ
元貴:めんど
滉斗:恋愛だいたいそう
(少し沈黙)
元貴:……怖いんだよ
滉斗:なにが
元貴:また崩すの
滉斗:じゃあさ
元貴:……
滉斗:一人でやるなよ
元貴:は?
滉斗:俺らいるじゃん
元貴:……関係ないでしょ
滉斗:関係ある
滉斗:バンドなんだから
(少し静かになる)
滉斗:俺らが間に入れば、ちょうどいい距離作れる
元貴:……
滉斗:全部二人で抱えるから歪むの
元貴:……なるほど
滉斗:やっと理解した?
元貴:ちょっとだけ
その頃、スタジオ内。
涼架:〇〇、ちょっといい?
〇〇:なに
涼架:無理してない?
〇〇:してない
涼架:嘘
〇〇:なんでみんなそれ言うの
涼架:顔
〇〇:……ちゃんとやってるよ
涼架:やりすぎ
〇〇:え
涼架:距離
〇〇:だって—
涼架:怖いのはわかる
(〇〇、少し黙る)
涼架:でもさ
〇〇:……
涼架:元貴、めちゃくちゃ我慢してるよ
〇〇:……見てる
涼架:ならもうちょい信じてあげなよ
〇〇:……また壊れたら
涼架:その時は止める
〇〇:誰が
涼架:俺ら
〇〇:……
涼架:二人だけにしないから
(少しだけ〇〇の表情が緩む)
〇〇:……頼っていいの
涼架:今さら
(軽く笑う)
再び全員揃う。
滉斗:はい集合
元貴:なに
滉斗:ちょっとルール変更
〇〇:え?
滉斗:二人だけで抱えない
(元貴と〇〇、同時に止まる)
涼架:仕事の話は基本全員で共有
滉斗:距離感も“見える化”
元貴:なにそれ
滉斗:監視
元貴:最悪
〇〇:でもそれなら—
(少し安心した顔)
滉斗:でしょ
涼架:極端防止装置
元貴:名前ダサい
(少し空気が柔らぐ)
滉斗:あと
〇〇:?
滉斗:元貴
元貴:なに
滉斗:ちゃんと話せ
元貴:……
滉斗:業務連絡くらい普通にしろ
元貴:……はい
涼架:〇〇も
〇〇:はい
涼架:避けすぎ禁止
〇〇:……はい
(少し気まずい沈黙)
元貴:……じゃあ
〇〇:……
元貴:次の曲の入り、さっきのままでいい?
(ぎこちないけど“普通”の会話)
〇〇:……うん、それで大丈夫
(少しだけ目が合う)
すぐ逸らすけど、前より自然。
滉斗:(小声)第一歩
涼架:うん
元貴:(小さく)ありがと
〇〇:……聞こえてる
・・・・・・・・・・・
宿題一応、地理がやっと終わった!
また次回!
コメント
3件
うはっ 好き…