テラーノベル
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僕は見ていた。
父さんの見舞いに行った時にたまたま見かけた人、少し毛先がガタガタの黒髪に真っ黒で綺麗な目子供のように見えるがふとした時にまるで白樺の精のように見える美しい人。
その人を見た日から 僕は素直に恋に落ちてしまった。
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美沢衛児
僕の父さんは半月ほど前に癌で倒れた心配性の母さんは今にも死んでしまうのではというぐらいに騒いでいたが僕は正直父さんが嫌いなのであまり驚かなかった、堅物の父さんは病気だとわかった時ぐらいはおどおどするかと思ったが案外そうでもなくいつも母さんに文句を言いながら病院食を食べているそうだ
父さんが死んだら次は僕が家業を継ぐことになった、昔から父さんの為に頭を使っていた亭主関白な父さんはあんなに美人な母さんでもボロ雑巾かのように使うことが出来る、ある意味才能だと思う勿論ボロ雑巾のように使われていたのは僕もで勉強やスポーツは当たり前で心理学だとか帝王学だとか意味の分からない学問もとにかく学ばせられた。正味クソだった。
ある日いつものように父さんの見舞いに行った帰り道、病院の公園にたまたま寄ったらそこに車椅子に乗った女の人がいた彼女は少し子供のような可愛らしい顔をしていて綺麗な濡鴉の髪にゆったりとした白のワンピースを着ていた、今の季節は真冬なので幽霊なのかと思ったが彼女が話しかけてきた事で疑惑はすぐに晴れた。
「こんにちは、」
「え、? あ、どうも」
「もしかして、美沢さんですか?」
「はい、、なんで知ってるんですか??」
「少し前に看護師さんに聞いたんです」
「父のことを?」
「ええ、厳かでタイプだなんだと、、」
「なるほど??」
父は昔から若い美人にモテていたと母から聞いていた、確かに父さんは男らしい美男でタイプなのは分かるが、それを患者に言うのはどうかと思う
「貴方は父さんと何か関係が?」
「いえ、私は特に、」
「そうですか、、、、、、」
気まづくなってしまった、、
「えっと、お名前は?」
「、、、、宮野想乃です」
「そのさん、、、です、、ね」
「はい、あなたは?」
「美沢葉太です」
「では、、ようたくんですね!」
何故か彼女はテンションが上がっていた、でも気まづい雰囲気が無くなったので良かった
「貴方は何故ここに?」
「病院から抜け出してみたんです」
「え?」
「、、、、」
「、、、、、、、」
「んふふ、、、ふッw」
「、、え?」
「嘘ですよ、、、嘘」
「嘘???」
「はい、、んふふ、、体調が良かったからお外に出てるだけですよ、、、ふふ 」
そのさんはずっと笑いながら僕をからかったよくよく考えたら父さんのことを知ってる時点で病院の人に決まっていた。
「ちょ、そんなに笑います?」
「んふふ、、ごめんなさい、、ふふ、、
だってようたくんが面白いから、、」
「恥ずかしいんですけど、、、」
そのさんはやっと笑いの波が引いたのか戻ってくれた。
「そのさんはどこが悪いんですか?」
「私は、、目が悪くて、、あと病弱で」
「目ですか?見えにくいとか?」
「そうなんです、右目が見えなくて、左は弱視で、、、だからようたくんもよく見えないんです、、、 」
「よく話しかけられましたね、、、そのさん」
「ようたくんは何となく分かります、、、」
「なんでですか????? 」
「さあ?」
その後も僕とそのさんは話した、気づけば夕暮れになっていて、そのさんを見送ってから僕は帰路に帰った母さんに遅くなる連絡を入れてなかったから少し叱られた。
この日から僕とそのさんは友達のようになった。
読んでくださってありがとうございます!!
テラーノベルなんて1億年ぶりに使うので誤字ですとか読みにくいところもあると思いますが、そこはご愛嬌ということで、、、、
今後の展開では性的な表現を使うこともあるので普段はただの恋愛モノですがたまにグロくもなりますのでご注意ください。今後も見てくださると励みになります!!!!!
次回はキャラの紹介をさせていただきます🙇♀️よろしくお願いします🙇♀️🙇♀️🙇♀️
コメント
1件
おお、第1話読んだわ!病院の庭での出会い、すごくほっこりしたな〜。「病院から抜け出した」って冗談で言って笑い転げるそのさん、めっちゃ可愛いやん😊目の病気の伏線とか、まだまだ謎もあって続き気になる!葉太くんの家庭環境も暗い過去ありそうやし、これからどう展開していくんやろ。素直な恋の始まりって感じで、じんわり来たわ✨
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歌い手大好き
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