最終話　本物

**萌音**

最初は誰もが、恋ってもっと簡単だと思っていた。けれど、どんどんお互いの気持ちが絡み合って、時には不安になったり、戸惑ったりもした。でも、そんな中でも私は確かに気づいた。私たち姉弟、それぞれが大切な存在で、だからこそお互いに支え合って、少しずつ前に進んできたんだって。

颯真と私、最初はただの幼馴染で、ただ一緒にいるだけで安心していた。でも今は、彼をもっと大切にしたいと思えるようになった。それはきっと、私が少し大人になったからかもしれない。私だけじゃなくて、となりの颯真も。…ね？╰⁠(⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠´⁠꒳⁠`⁠⸝⁠⸝⁠⸝⁠)⁠╯

「ねぇ、萌音。俺たち、これからもずっと一緒だよね？」

その言葉に、私は笑顔で答えた。

「うん、ずっと一緒だよ。」

…だいすき。

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**美桜**

私はいつも穏やかで、優しい時間が流れているように感じていた。でも、恋愛というものは、思った以上に心を揺さぶるものだと感じた。奏斗に告白されて、最初はびっくりして何も言えなかったけれど、今は彼と一緒にいることが楽しくて、幸せだと思える。…嬉しかった、から…(*´ω｀*)

奏斗は、私にとって特別な存在で、これからももっとお互いを理解し合いながら歩んでいけたらいいなって思う。バイト先で知り合ったけど、きっと運命だったんだろうな。

「美桜ちゃん、これからも一緒にいよう。」

奏斗の言葉が、私の心に深く響いた。

「うん、絶対。」

絶対は言葉だけのとりつくろいかもしれないけど、わたしたちが絶対を可能にする。

**ありさ**

俊哉に告ったとき、ちょっとドキドキしてたけど、返事をもらってから、あたしの気持ちはもっと確かなものになった。俊哉と一緒に過ごした日々が、あたしにとってとても特別で、これからもっと一緒にいろんなことを共有していきたい。

あたし、恋ってこんなに楽しくて、ちょっとだけ怖いものだって思ったけど、それでも俊哉となら、きっと乗り越えていけるって信じてる。

「俊哉、これからもよろしくね。」

彼は少し照れくさそうに笑って、頷いてくれた。

ほーんと、かわいいなぁ✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

**冬亜**

最近、私は少しだけ成長した気がする(^^)だって、亜希くんと相合傘をしている時、まるで映画のワンシーンみたいに感じた。もちろん、最初は緊張してたけど、亜希くんが優しくしてくれて、だんだんと自分に自信が持てるようになったんだ。

学校でも、友達と一緒に過ごす時間が楽しくて、みんなと話していると、毎日が新しい発見だなって感じる。私、これからもっと素直になって、恋愛にも一歩踏み出していきたい。

「亜希くん、ありがとう。これからも、よろしくね。」

亜希くんは少し笑って、私の手を軽く握り返してくれた。

**大和**

千奈に告白してから、やっと自分の気持ちを伝えられて、すごくホッとした。正直、あの時は緊張して手が震えていたけど、千奈の笑顔を見て、これでよかったんだって思った。恋愛ってこんなに素直に気持ちを伝えることなんだなって、やっとわかった気がする。

「千奈、これからもずっと一緒にいよう。」

千奈は俺を見つめて、柔らかい笑顔で頷いた。

**千奈**

大和のことを好きだって気づいた時から、心の中でずっとドキドキしていた。でも、彼が告白してくれた瞬間、私はその気持ちがすごく温かくて、安心感に包まれた。大和との未来が、少しずつ形になっていく感じがして、すごく幸せ。

「大和、これからもよろしくね。」

大和はにっこりと笑って、私の手を握った。その手の温もりが、これからの未来を優しく包んでくれるような気がした。

**みんなの思い**

みんなそれぞれが、恋愛というものに一歩踏み出して、自分の気持ちを大切にしながら、成長していった。

そして、家族というものが、どんなに大切かということを改めて実感した。恋をしているからこそ、もっとお互いを支え合いたいと思える。私は、これからもみんなと一緒に、楽しい日々を過ごしていきたい。

家族みんなが幸せで、それぞれの恋が続くことを心から願いながら、私たちは今日も新しい一歩を踏み出していく。

私たちの運命が、どんなことになっても。絆は本物。

**完**