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#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
#アンプタック
なぐ@れいぱれ0期生
りゅな
『蒼き空のセルフィア ―僕らの帰る場所―』
第12話
「空の向こう側」
夜。
戦いのあと。
六人は無言で歩いていた。
誰も軽口を叩かない。
空気が重い。
あっきい「……。」
まぜたの横を見る。
顔色が悪い。
あっきい「まぜた。」
まぜた「ん。」
あっきい「ほんとに平気?」
まぜた「平気。」
ぷりっつ「平気な顔ちゃうで。」
まぜた「……。」
ちぐさ「今日は休んで!」
まぜた「無理。」
けちゃ「でも……」
まぜた「時間がない。」
空を見る。
亀裂は昨日より明らかに大きい。
まぜた「歌えば反応する。」
あっと「だから危険だ。」
まぜた「でも閉じる方法にもなる。」
静かな言い合い。
あっきい「……難しい話ばっかだね。」
ぷりっつ「脳みそ追いつかん。」
ちぐさが少し笑う。
ちぐさ「ふふっ 俺も。」
少しだけ空気が軽くなる。
次の日 学校。
授業中。
先生の声が遠い。
あっきいは窓の外を見ていた。
空。
うっすらと黒い亀裂。
あっきい「……。」
先生「からつけくん。」
あっきい「へ?」
先生「聞いてました?」
クラスが笑う。
ぷりっつ「終わったなあっきい。」
あっきい「え、えーー!」
でも。
まぜたは笑っていなかった。
まぜた「……聞こえる。」
ちぐさ「え?」
まぜた「音。」
けちゃの顔が曇る。
あっと「どんな。」
まぜた「歌みたいな……声。」
風が吹く。
その瞬間。
ゴォッ
教室の窓が激しく揺れる。
クラスメイト「きゃっ!?」
先生「なんだ!?」
六人だけが反応する。
空の亀裂。
そこから黒い霧が流れ出している。
ちぐさ「学校の上……!」
あっと「まずいな。」
けちゃ「こんな昼に……!」
ぷりっつ「どうする!?」
まぜた「屋上だ!」
あっきい「行こう!」
屋上。
扉を開けた瞬間。
黒い風が吹き荒れていた。
あっきい「うわっ!」
ぷりっつ「風強すぎやろ!」
空の亀裂が、大きく開いている。
今までで一番。
その奥が見えた。
あっきい「……え。」
ぷりっつ「なんや……あれ。」
空の向こう。
雲のさらに上。
光に包まれた場所。
島みたいな大地が浮かんでいる。
まぜた「……天空の丘。」
ちぐさ「見えちゃった……」
けちゃ「完全に繋がり始めてる。」
あっと「最悪だ。」
空間が不安定に歪む。
そのとき。
黒い霧が集まり始める。
あっきい「また来る!」
影獣が現れる。
でも。
今までと違う。
複数。
十体以上。
ぷりっつ「多すぎやろ!?」
ちぐさ「こんなの無理……!」
あっと「いや。」
あっとが空を見る。
あっと「本命は別だ。」
静寂。
亀裂の奥。
巨大な“目”が開く。
全員が凍りつく。
あっきい「……なんだよ、あれ。」
目がこちらを見下ろしている。
けちゃ「監視者……」
まぜた「監視者?」
けちゃ「昔、丘を壊しかけた存在。」
ちぐさ「崩落の日の……」
ぷりっつ「待って待って。」
ぷりっつ「ラスボス感すごいの出てきたんやけど!?」
監視者の目が光る。
次の瞬間。
影獣たちが一斉に動く。
あっと「来るぞ!」
ちぐさ「戦う!」
けちゃ「サポートする!」
まぜた「音合わせる!」
あっきい「やってやる!!」
ぷりっつ「気合いでいくしかないやろ!!」
六人が駆け出す。
その空の向こうには、
まだ誰も知らない真実があった。
第12話 終わり
コメント
1件
あら、やっぱり強敵登場…! 今回も重い空気の中に、ふとした温かさや掛け合いが挟まっていて、読んでて息ができたような、救われたような気持ちになりました。特に「ぷりっつの『ラスボス感すごいの出てきたんやけど!?』」がリアルすぎて笑っちゃった(笑) まぜたの「聞こえる音」も気になる。あの空の向こうにある真実、ちゃんと見届けたいです…!🤍