突然だが皆は超能力を信じるか?俺がその超能力を持っているとしたら皆はどのように見るか?
俺の名前は「中井リス」超能力が使える以外は至って普通の中学一年生だ。
「うへぇ〜やっぱり体育は疲れるね〜。」
「こんなのでへばってるんじゃ今度の大会で勝てないぞ。」
「分かってるけどさ〜。」
この白髪ロングの美少女は「芹沢カナ」一応俺の幼馴染だ。容姿端麗、頭脳明晰、成績優秀、なんでも出来る完璧超人と言ったところだ。体力はミジンコだが…。
「お前、バスケ部のキャプテンがそれでいいのか?」
「いーもーん。今は、リスしか見てないし。」
「はぁ、お前ってやつは。」
とまぁ、こんな感じに俺の前だけではこんな風に超絶ダメ人間になってしまう。だが、何故かテストでは毎回満点を取っている。何故だ、俺は赤点ギリギリなのに。
「おーい次は理科室だぞ。早く準備していくぞ。」
「え〜。リスー連れてってー」
パチンッ
「分かった。浮かして連れていく。壁に当てないように運ぶからな。」
「ちょっ!待って!下ろして!悪かったから!謝るから!これめっちゃ怖いんだけど!」
パチンッ
「はぁ、自分で行く意思があるなら最初っからやれよ。」
「だって面倒くさいんだもん(泣)」
と涙目になりながらカナが言う。さっきしれっと超能力を使ったが、あれは「サイコキネシス」と言って「他の物体、生物を持ち上げることが出来る」能力だ。愛用している。ちなみに言うと、カナは俺が超能力者だと知っている数少ない人間だ。
この後俺らは普通に理科室に行った。
〜第1話完〜
コメント
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なんでアイコンミーニャにしたんだ、過去の僕