テラーノベル
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俺は剛田武。小学五年生だ。
特技は歌だ!俺の歌を聞く度にみんながノリノリになるんだ!
今日はその歌をみんなに聞かせる日だ
の「ジャイアンの歌、断れずに来てしまった…」
ス「今日は耳栓を持ってきたんだ」
し「武さん、相変わらずだわ」
「みんな!今日は来てくれてありがとうな!それじゃ聞いてくれ!」
の「くっ…ここまでか…」
ジ「ぼえぼーえぼぼえぼえぼー〜え!」
歪な歌声が空き地に響いた。
し「もうだめ…聞いてられないわぁ」
武が熱唱していると、道路の角に人影が2つ見えた。
ジ「お!新しい客か?」
そこには黒髪の青年と帽子を被った青年がいた。
「あれぇ?いち兄の声がしたんだけどなぁ。」
「こっち側だったよな」
ジ「誰だおまえら。」
し「誰かしら?」
ス「僕たちより大人じゃない?」
の「怒られちゃうんじゃ…」
「そこの人たち!こんな人見なかった?」
スマホに写された画像には2人の青年とよく似た人物がうつっていた。
し「知らない顔だわ」
の「僕も知らないな」
「ここにはいないのかぁ…」
「じゃあ違うとこ向かうかぁ」
その時、こちらに走ってくる足音が聞こえた
「おまえら!こんなとこにいたのか!」
「いち兄!」
「兄ちゃん!」
の「その人が探してた人ですか?」
「うん、ごめんね遊んでる時に。」
「その子たちはどうしたんだ?」
「実は、いち兄の声がしてここに来たんです。」
「俺の声が?」
「そこの大きい子じゃね?」
ジ「俺か?!」
「おぉ、確かに似てるな」
し「すごぉい!声が瓜二つだわ」
ジ「お前、俺ときょうだいか?」
「はは、有り得るな!でもこいつらが兄弟なんだぜ」
ス「すっごい似てるね」
「だろお?俺は兄ちゃんのトルソーをトレースした次男坊なんだぜ。つまり最強の遺伝子継承したライムクローンってなわけ。」
「僕だっていち兄と瓜二つだし!」
「はぁ?次男な時点で俺の方が兄ちゃんと似てるからな!」
「お前はバカだけど僕はいち兄と同じくらい頭いいし!」
「それを言ったら兄ちゃんの運動神経継いだのは俺だし!」
「「兄ちゃんはどっちが似てる?!」」
「…たく。お前らはお前らだけの良さがあるんだ。似てる似てない以前に愛しい兄弟たちだぞ。」
「兄ちゃん…!」
「いち兄…!」
ジ「なんか、勝手に仲良くしてるぜ。」
ス「声は似てるけどこっちのお兄さんの方がジャイアンより優しそうだね」
ジ「お前今なんつった?!」
ス「ジャイアンはケチで優しくないっていったんだよーん」
ジ「テメェ待ちやがれ!」
の「どっちもどっちじゃないか」
〜Happy End〜
完完
コメント
1件
第1話、読了しました! 「声が瓜二つ」って設定、面白いですね〜!ジャイアンの熱唱シーンから始まって、まさか兄弟たちが現れるなんて思わなかったです。特に、「兄ちゃんはどっちが似てる?」って兄弟ゲンカしちゃうところ、かわいすぎる(笑)。でも「お前らはお前らだけの良さがある」ってお兄さんの言葉、すごく温かくてジーンとしました。スネ夫とジャイアンの掛け合いも原作っぽくて楽しかったです!🌱