闇鍋は刺激的

カナダ「だ、大丈夫? 美味しい?」

カナダが心配そうな声をあげる。

アメリカ「…美味しい! トマトだったぜ!」

イタリア「あ、それボクが入れたやつだ~」

イタリアがのんびりと答えて嬉しそうにす る。 日本は安心して息を吐いた。

どうやら今回の闇鍋も案外大丈夫そうである。

フランス「次は僕かな」

フランスが流れる様にウインクを決めなが らおたまを出汁に沈ませる。

フランス「…….もぐもぐ」

イタリア「ところでなんでアメリカもフランスもわざわざ口でもぐもぐって言うの?」

日本「シッ! 触れちゃいけません」

フランス「….んーっ意外に美味しい! 僕が入れたチーズだよー」

ドイツ「自分のが当たったんだな」

それから和やかな時間が過ぎた。

もちろん変な具はあったが、それも食べら れたもんじゃない…

という訳では無かった。

キュウリ、イチゴ…(あまり美味しくはな かったが)など、笑って済ませられる範囲のものだ。