カーテンの隙間から入る光に目が覚めて、また同じ1日のスタートを切る。
目にかかった前髪を退かして、クローゼットの中身を確認する。
今日は確か夜に撮影がある位で特にといった用事はないはず。
適当なパーカーとスウェットに着替えてさきほどまで着ていた服を洗濯機に突っ込んで、恋人が好きな柑橘系の香りがする柔軟剤や洗剤を入れていく。
🎸「これでいいんだっけ………」
なかなか回すことのない洗濯機に戸惑いながらボタンを押す。
🐑「うりぃ…………」
知らない間に後ろにいたのかぎゅっと背中に抱きつく彼女に癒やさながらスタートボタンを押す。
🎸「どうしたw?」
🐑「…………脱水、押した?」
急いで表示を確認する。
🎸「押してねぇ…………」
🐑「1回止めて脱水押して…!」
🎸「ん、」
お腹に回された手を握りながら言われたとおり設定し直す。
脱水が押されていることを確認してスタートを再び押す。
🎸「できた………」
🐑「ん〜」
ぎゅうぎゅうと抱きついてくるヒロくんを後ろを向いて抱き返すとあははと可愛らしい声で笑った。
🎸「朝飯何がいい?」
🐑「あ、俺フレンチトースト作ったんだ〜!」
来て来てと俺の手を引きキッチンに向かう。
そこにはフレンチトースト以外にもスクランブルエッグやハムなども一緒に盛り付けられた皿が置かれていた。
🎸「めっちゃ美味そう」
🐑「えへへ…//、今日早く起きちゃってさ」
🎸「だからか、大丈夫?」
毎朝隣にいるはずのヒロくんがいなかったのはそういう事だったのか。
そう納得して彼の体調を心配する。
🐑「全然!!早く起きちゃってその後寝れなかったの!笑」
🎸「それならよかったよ。」
🐑「ぅ〜……ほら、早く食べよっ!!」
🎸「そーやね、俺腹めっちゃ減ったw」
朝起きた時から空腹感は感じていたが、フレンチトーストの匂いでよりそれを感じていた。
🐑「あ、紅茶とカフェオレどっちがいい?」
🎸「カフェオレで」
🐑「はーい」
ヒロくんはもうお湯を温めてあったのかお揃いのマグカップにインスタントのカフェオレを入れてお湯で溶かす。
それを横目に2人分のトーストを机に並べて座ると後からカップを持ったヒロくんが俺の正面に座る。
🐑「じゃあ……いただきますっ」
🎸「いただきま〜す」
まだ出来たてで熱いため、ナイフで一口大位の大きさに切ってフォークで口に運ぶ。
おやつとしてではなく朝食として食べるフレンチトーストは甘さは少し控えめで、付け合せのハムとかに合っていてとても美味しい。
飯も作れて、可愛いって………俺の彼女いい嫁過ぎないか?……()
🐑「今日ちょっと失敗しちゃったんだけど、どうかな」
🎸「めっちゃうまい。ほんとに、もう、美味しい……w」
美味すぎて美味いしか言えない自分に吹き出すとヒロくんも俺と同じだったみたいで2人で笑う。
🐑「嬉しい、あそこのカフェで食べた奴美味しかったから味真似してみたんだ〜」
🎸「そーなん?カフェの味は覚えてないけどヒロくんが作ったもん何でも美味しいよ」
🐑「……………ほんと………朝からよくそんな恥ずかしいこと言えるよね…//」
顔をほのかに赤くさせながらまだ熱々なカフェオレをちまちまと飲むヒロくんが可愛くて
すぐ手を伸ばせば触れれる距離にあるヒロくんの頭を優しく撫でる。
🐑「ん〜……///」
カップを机に置き自分の頭に乗った俺の手を掴んで頬を擦り付ける。
🎸「ヒロくん撫でられるの好きだもんね〜」
🐑「、うりさんの手が好きなの……//」
🐑「うりさんの手、いつもあったかくて優しくて好き」
🎸「なぁーんで……朝からそんなに煽ってくんのかなぁ……//」
手のひらにちゅっとキスをするヒロくんにニヤける口元を空いてる手で隠す。
🐑「うりさんちゅー好きだもんね〜…♡」
ニヤニヤと俺のことを見ながら指先の方までキスをしだすヒロくん。
完全に主導権をヒロくんに取られてしまった。
🎸「飯、食おうぜ」
🐑「…もぅ、しょうがないなぁ〜」
今ある状況から逃げるとヒロくんも察したのか朝食を再開しだした。
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