コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
低クオ➡︎
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
佐久間side
AM6︰30
お気に入りの曲で目が覚める.
半分寝たまま携帯に手を伸ばし曲を止める.
起きるのが面倒で布団に潜る.
起きるか.
ベッドから起き上がり床に足をつける.
ぱぱっと顔を洗い制服に着替える.
髪のセットは特にしない.めんどくさいから.
登校路はイヤホンで好きな曲を聴く.
きっとまだ大半の人は目を覚ましていないんだろう.
『お、この曲いいかも』
『やっべ携帯の充電器忘れた』
『早く会いたい』
そんなことを考えながら少し歩くペースを
早めた.
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
教室につき扉に手を伸ばす
俺がこんなに早く学校に来るのは理由がある.
その理由ってのは~、
佐「おはよーございまーす!!!」
いつも通り元気よく挨拶をする.
“あの子”に見て欲しいから.
阿「佐久間朝からほんと元気だよね」笑
佐「おっ、阿部ちゃん先生おはよー!」
いつも通り担任に挨拶する.
あの子と目が合う.
座っているからか上目遣い気味なのかいい.
佐「あ!!翠!おはよ!!」
この子が翠.俺の好きな子.
天「さっくんおはよう.ほんと元気だね.
羨ましいくらいだよ.」笑
こうやって早く来たら翠におはようって
言って貰えるんだ.嫌いな学校も楽しく感じれるよ
佐「えぇ~まじか!俺は翠くらい大人しい子が好きだよ.」
本当は言いたい.全部言ってしまいたい.
大人しいとこだけじゃない.優しい性格だって、運動音痴なとこだって全部全部大好きだ.
でも、告白は、勇気が出ない.
もし振られたら今の関係が無くなるんじゃないかって.もう楽しく喋れなくなるんじゃないかって.思ってしまうんだ。
阿部ちゃん先生が職員室に忘れ物をしたっぽい.
翠と2人っきりだ!!
ナイス!阿部ちゃん先生!!!
俺はふと思ったことを翠に聞いてみた.
佐「ね~翠ー?」
天「なに?」
佐「翠はさ~好きな人居ないの?」
もし居るって言ったらすっごいショックだな
~.
天「え~なに急に」笑
佐「うーん、なんとなく?」笑
天「さっくんはどうなの?」
お前に決まってんだろ?って心の中で叫んだ.
佐「俺?俺はねぇ~居る.」
天「いるの?!」
翠の急な大きな声に少し身体が跳ねた.
佐「なにびっくりしてんだよ!」
もしかして脈アリ、、?なわけないか笑
天「んや、なんか意外」
佐「なんだよそれ~このやろ!!!」笑
こいつこちょこちょ弱いから腰らへんを
つんつんするとめっちゃ笑うんだよね~.
かーわい笑
天「さっくんの好きな人.どんな人なの?」
佐「んぇ~優しくて、可愛くて、」
佐「だめだ! いい所が沢山ありすぎる!」
こいついい所も可愛いところも沢山ありすぎなんだよー!!!
天「なにそれ、そんな子いるんだね、憧れちゃう な~」笑
いやお前だから!って言いたすぎる、、
佐「….うん、」 笑
色々話してたら阿部ちゃん先生が戻ってきた.
どうやらあのでかい三角定規を取りに行ってたらしい。
佐「みてー!伝説の剣~!シャキーン!」
なんとなくつまらないギャグをしてみた.
翠が爆笑してくれた笑
すっげぇ嬉しい。
やっぱり翠のこと好きだなぁ、
数分後
雑談をしてたらいつの間にか時間が経っており、皆が教室へ入ってきた。
さっきまでの空間が嘘みたいだった。
ガヤガヤ
天「…」
最近、翠はよく阿部ちゃん先生の事を見てる.
佐「…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
NEXT