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コメント
1件
こ、告ったーー!!!おめでとう!式はいつあげる?
「ぁ中也だ~!」
『うげ…、ッ』
「酷いなぁ~…」
『なんで手前が此処に…』
「そりゃぁ、美しい月を見に?」
『はぁ…』
「もしかして中也も?」
『あぁ…今日は特別綺麗だからな』
「…ふふッそうだね」
『…、月が良く見える場所がある』
「教えてくれるのかい?」
『特別だ、!!』
スタスタスタスタ
_全く…素直じゃないんだから…_
『此処だ』
「…此処って…」
『皆まで言うな!!』
_ふふッ、少し赤面しているの見えているよ_
――ったく、!!こんな事なら
連れてこなきゃ良かったぜ…ッ――
『…綺麗だな、…写真撮るか』
「ぉッ、じゃぁ私も~!!」
‐パシャッ‐
『ぉ完璧に撮れたな』
「中也こっち向いて?」
『、?』
‐パシャッ‐
『……は、?』
「んふッ、ふふふッ中也、間抜け面(笑)」
『んなッ!急に撮ったからだろうが!!』
「ごめんよ(笑)」
『…撮るらちゃんと撮れよ…』
――太宰の前だけには
本当の笑顔を見せたいしな――
「おや!!いいのかい?」
『コクンッ』
「じゃぁ…中也月の近くまで行って」
『?分かった』
タッ……
「華麗に飛ぶ姿は何時になっても綺麗だね」
_昔から何も変わらない…身長もね?(笑)_
フリフリッ!!!
「おっと…着いたみたいだ」
「ええと…、よし…ッ」
_ピコンッ_
『……ぁ?』
[私の事を気にしないで普通に月の鑑賞してて]
『…んだそりゃ(笑)』
『んまぁ…”相棒”の言うことぐらい聞いてやるか』
..クルンッ..
『にしても本当に綺麗だなぁ…、』
「……ふふッ」
_パシャッ_
「良い写真が撮れた、…」
「…あぁ、本当に綺麗だ」
_ピコンッ_
『んぁ?』
[戻ってきていいよ]
『戻るか、』
「お帰り、近くで見る月はどうだった?」
『そりゃ大層お綺麗でなぁ?』
「ふふ、そっか!」
「……ねぇ?中也此処さ」
『あぁそうだ』
――此処は…――
_私達が初めて_
【自分たちの想いを語ったところ】
『なぁんだ…ちゃんと覚えてんじゃねぇか』
「まぁね?でもちゃんと振られちゃったからなぁ」
『振ったわけじゃねぇし!!』
「じゃぁ今ならいいのかな?」
『ぁ?』
「……ねぇ…中也」
<ギュッ…(手を繋ぎ)>
『……、?』
「今日の月は十五夜なのだよ」
『知ってる』
「でもね、今日の十五夜は特別なの」
『……、???』
「青なのだよ青」
『青ぉ…?』
「ほら見てごらん」
:チラッ:
『……、!!』
――本当に青だ……――
「青色は中也色」
『何でだ?』
「私の好きな色は1番好きな色は青色」
『どうしてだ?』
「だって、中也目の色は光り輝く”碧色”だから」
「綺麗なんだ…とっても」
「今も昔も全く変わらない」
「髪の色も…、」
…スリ…
『…ッ~……///』
「そうやって…照れる時に顔を赤らめる時も」
「中也が”持つ”色全て大好きなんだ」
『ぉ、…ぅ…///』
「ねぇ…中也、…」
ギュッ
『ぁ…え?だざ_』「今なら大丈夫な自信がある」
『……、ッ??///』
「今日は本当に月が綺麗だね、」
_中也_