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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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題名そのまんまです。

「…???」

ポツポツと涙が零れてくる、別に悲しいわけでも、はたまた嬉しいわけでも、はたまた精神的な異常がある訳でもなかった。

止まらん。どうしよ、と思っていると任務から帰ってきた伊波に遭遇する、グズっているぼくを見た伊波は目を見開いてこちらには走ってくる

「ど、何があった?え、ちょ、待っ、どうしよ。カゲ「いや、なっ、んか。ば、っう、ぐ。っぽ、ぃ、」

泣いているからか喉が引き締まったりして、しゃっくりとか。上手く喋れなかったり、悲しいとかは無いのになんでぼく泣いてるんやろ。と思った結果ひとつ思い浮かんだのは“2434system”

「そ、そうだよな、泣いてるから喋れないか、いいよ、ゆっくりで」

ちゃうちゃう。そういうことやない!!って伝えようとして首を横に振る、でも泣いてるってことは別にそう思われてたって不思議では無いのか。

ぼくはスマホを手に取った、急いで打つ、爪が画面をタップする音が響く、そしてすぐに伊波のスマホがヴヴと振動をした。伊波は僕が打った文章を見て納得した様子で「あー。」と声を零した

【バグで涙出るようになったかもしれん。 】

涙を零しながらも冷静にスマホを手に取ると予想は的中、2434systemのバグらしく、1部のライバーさんの涙腺がぶっ壊れてぼくみたいな状況になってるらしい。

そう思うと安心してきた、ぼくだけじゃないとわかると安心する、だけども配信出来んかもしれないな、このまんまじゃ、と思い急いでTwitterで

「すみません!今日配信ないです!」

と打ってそのまんまポストツイートをする。いつも通りのリプライ、了解です!という言葉が飛び交う、それに安心する、にしても伊波はずっと心配しているような目をしている

…なんでお前が泣きそうなん。と思っていると伊波は口を開けた

「なんか、なんかさぁ。カゲツになんも無いのはわかってんだけど、やっぱ心配になっちゃうんだよね。」

あぁ、どれ程まで優しいんだ。こいつは、と思っていると突然ドアがまた開いた。そういやこいつらも2人で任務行ってたんか。と思って2人の方向を振り向くと

「え?お前も?」

「あっちじゃ宇佐美が泣き始めてるらしいわ」

「へっ、う、そぅ、なっ、ん?」

宇佐美が、見てみたいな、と思って喋ろうとしても上手く喋れない、2人が苦笑いをする。

にしてもこれ。普通に不便やな。喋れんし、喉負担やばいし。明日喉枯れるなぁ、と思っていると横から伊波が

「というかいつ止まんの?カゲツの涙。」

「さぁ?」

「いないいない、ばぁ、ってしたら泣き止むんじゃない?

カゲツ〜??いないいないばぁ〜?」

「実年齢に-15歳ぐらい引かないと泣き止まないでしょ。」

「たこっ、おま、は、ゆるさん。」

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オリエンス視点も見てみたいです!

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内容 が 斬新 で す き で す!!

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