テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
246
94
※創作です
※暗いです
『みんなのトラウマ 』
白瀬夜 しろせよる
中学2年生の夏休み。深夜に電話がかかってきた。そこには親友の『裕太』の文字。でも夜は、「明日でいいや」なんて軽率な考えで、もう一度眠りについた。その行動のせいで、裕太とは、もう二度と会えなくなった。
一ノ瀬朝陽 いちのせあさひ
朝陽は昔、何でも言ってしまう性格だった。「お前それ変だよ」とか、「それは絶対に違う」だとか。人を傷つけていることも知らずに、朝陽の口は加速していく。気付けば、朝陽の周りには誰もいなく、あったのは後悔と、びしょびしょに濡らされた教科書だった。
川上陽葵 かわかみひまり
陽葵は昔から明るい子だった。いつもニコニコ笑顔で、太陽のような子だった。でも、太陽でも嫌われる。陽葵の周りは、腹の黒い人間ばかりだった。軽々しく陽葵を捨て、他の子とつるむ。陽葵は孤独だった。いつまでも。太陽には、誰にも近づけなかった。
風間紬 かざまつむぎ
紬はよく出来た子だった。勉強は文句なしの一番。ずーっと一番。そんな子だからこそ、親からの期待と干渉は激しかった。まるで操り人形かのように紬を扱った。逆らったら、次の日には腕が使い物にならなかった。
コメント
1件
読み終えたわ……。タイトルに偽りなし、ずっしりと重い空気が残ってるね。 どのキャラのエピソードも「あの時こうしていれば」が詰まってて、胸が苦しくなった。特に夜くんの話は、悪意がなくて軽率だったからこそ残る後悔がリアルで、スマホを見てるこっちまで「取らなきゃ」って焦ったよ。陽葵ちゃんの「太陽でも嫌われる」ってフレーズが凄く刺さった。短い中にそれぞれの人生と傷がぎゅっと詰まってて、すごく引き込まれた……続きが気になる、この後どうなるんだろ?