┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
主 / アイスバース刺さった
好きだ
泣ける
🐙🌟×👻🔪
アイスバース
伏文字無
「 小柳 」 『 星導 』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
小柳side
星導に、一目惚れした。
俺はアイスという体質で、普通の人と比べたら体温が低い。
アイスはジュースという体質と結ばれたら、身体が溶けて消える。
星導はきっとジュース。
だからもし結ばれたら、俺は消える。
けど、そんなジュースの星導が、好きだ。
『 肌 、 冷たいですね 、 』
俺の頬を撫でてくる星導。
「 まぁな 。 」
星導は、俺がアイスって事を知らない。そもそも自分がジュースって事も知らないと思う。
知らないなら、知らない内に消えてしまいたい。
「 なぁ 。 俺の事 、 どう思ってんの 。 」
『 小柳くんの事 、 ですか 、 ? 』
『 … 友達として 、 好きですよ 。 』
友達としてって、まるで俺がアイスって事を知ってるみたいに言うなよ。
「 へぇ 、 」
星導と、結ばれたい。好きになって欲しい。
『 小柳くんは 、 どう思ってるんですか 。 俺の事 。 』
「 好き 。 本気で 。 」
『 そっか 。 』
『 俺も 、 小柳くんの事 好きになりたいなぁ 、 』
「 ぇ … 、 もしかして 、 俺が アイスってこと 、 」
本気で知ってるの?星導は、俺がアイスって事、本気で知ってる?
『 でもね 、 俺 、 俺も 本気で小柳くんの事 、 好きになっちゃったかも 。 』
『 ごめんなさい 。 』
星導は俺を一向に見つめながら謝ってくる。
『 俺ってさ 、 やっぱり ジュースですよね 。 』
「 うん 、 星導は 、 ジュース 、 」
『 もっと 、 一緒に居たかった 。 』
「 俺も 、 」
「 でも 、 しょうがねぇから 、 」
『 ずっと 、 好きにならないようにしてたのに 、 ごめん 。 』
謝るなよ。そう言ってやりたい。けどもう体は溶け始めていて、上手く話せない。
「 最期にさ 、 抱いてよ 、 」
こんな俺でもさ、星導は俺を受け止めてくれるの?
『 うん 、 ずっと 、 抱きます 。 』
『 全部 、 大好きなので 。 』
あぁ、好き、すき。だいすき。俺も、
全部大好きだよ。
すき、すきすきすき。抱きしめてくれてありがとう。大好き。
『 すぐに 、 俺も行くからね 。 』
コメント
2件
アイスバース初めて見たんすけど、このcpにめちゃ合ってるっすね!!最高すぎる😭