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と、途中で文章が終わっていたこれなんだろうねと。尋ねるとまるで未来を知っているかのように涙を流していた。どうしたのと聞くとううんなんでもないよただ目にゴミが入っただけと誤魔化された。なにか隠している様子ではあったが僕はそれ以上催促をしないようにしたなぜなら傷つけてしまうかもしれなかったからだ。この便箋の手紙に書いてある内容を読もうとしたとき彼女はハッとしたような顔をしていた。というよりそれ以前に、ワインの古びたボトルを見つけた時にえっ。。とびっくりしていた。それが何なのかは僕には分からなかったがなんとなく蜘蛛の巣状に短冊の事とか、運命の人なんだよねという言葉とかなにか引っかかる点があったが線では結びきれないようななんとももどかしい状況が出来上がっていた。僕は気になったので、その便箋の手紙をこっそりとポケットの袖に入れて念の為に持っておこうと思った。お守りのような感覚に近かったのかもしれない。特に特別な会話をすることなく2人は自転車でそれぞれの家まで帰っていった。
後々、内容を見てみるとやっぱり気がかりなことがあっった。どんな年齢でどういう状況で何のために書いたのかとか全く全貌が見えてこなかったなによりこんな綺麗な字習字でもしてる方なのだろうかと思いつつも手紙を机の大切なもの置き場にしまっておいた。