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✝︎君が名前を呼ぶと✝︎
「お母さん再婚するの。菜々葉なら認めてくれるわよね?」
再婚_お父さんじゃない人と再婚…嫌だ嫌だけど
「そうなの?おめでとう!」
仮面と嘘、それはあたしにとって武器。
「新しいお父さんは…入ってきていいわよ!」
「久しぶりだね菜々葉ちゃん。」
おじさん…?なんでおじさん?お父さんのお兄さん?なんで?
「お久しぶりです!これからのお父さんはおじさん?」
「そうよ菜々葉。あの人と別れた時にお義兄さん…いえ真白さんが慰めてくれたのよ。それから好きになっちゃったの。」
嫌だ。お父さん帰ってきて…この人は、この人は!
「菜々葉ちゃん、これからよろしくね?」
お母さん、なんでなんで?あたしがこの人に何されたか知ってるはずなのに。
キライキライキライキライキライ…
「あ、そうだ菜々葉ちゃん、後で渡したい物があるから僕の部屋まで来てくれるかい?」
「はーい!」
どうせこの後もあれをするんだ、気持ちが悪い。
「菜々葉、真白さんの部屋から戻ったらちゃんと勉強するのよ。この前のテスト、3位だったんだから次のテストは1位に戻らないと。1位じゃなかったら璃梨ちゃんと遊ぶのは1ヶ月禁止にしますからね。」
「わかった。」
璃梨と離れるのは嫌だ…1位を取らないと…あ、部屋…行きたくないけど…
「失礼します。」
「遅かったね。」
「ごめんなさい、真白さん。」
「いいんだよ菜々葉ちゃん、そうそう、僕最近溜まっちゃってねぇ…付き合ってくれるよね?」
「っ…わかりました。」
嫌だ気持ち悪い触らないで嫌だキライキライキライキライキライキライキライ…
「ふぅありがとね菜々葉ちゃん、すっきりしたよ。でもこれからは紗奈子さんにお願いするね。でもしたくなったら言うんだよ。」
「はい…。」
気持ち悪い、なんであたしなの、お母さんに最初から頼んでよ…璃梨璃梨璃梨璃梨璃梨璃梨璃梨…
あたしの璃梨…会いたい…会いたい…
「あ、勉強…でも璃梨に…行かなきゃ…璃梨、璃梨…。」