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蝉の声がする……
暑い、暑い、暑い!!
なんだこの暑さは!
水も全部なくなってしまった。
よりによって今日は家に帰れない日っ!
それに、山を散歩していた途中……
あれ…?
こんな所に…神社?
なんで、神社が…少し神社で休憩しよう。
神社には日陰があるし、
「日向より、日陰の方がやっぱり涼しい… 」
???「そこでなにやっている!」
「す、すみません!!勝手にっ」
神主か…?
???「それはいいが少しは声を掛けるべきじゃないか!?」
「だ、誰もいないと思って!すみません…」
???「お前は聞かされなかったのか?」
な、何を…?
「な、何をですか?」
???「祟り神のカミカクシ」
あれ…なんか、聞き覚えがある。
おじいちゃん「あの山には行ったらダメだぞ。」
「なんで〜?」
おじいちゃん「あの山に行くと神隠しになるからな。」
「かみかくし?」
おじいちゃん「そうだよ、そのことを、
祟り神のカミカクシ、と言われてるんだよ」
「タタリガミの……かみかくし?」
その時の僕は、軽く考えていた。
でも本当だったなんてっ!!
それにいつの間にか圏外……。
「…祟り神の神隠し…か、」
???「……え」
???「…まえ」
???「聞いているのか?!お前!」
「は、はいっ!」
「あの、質問、いいですか?」
???「なんだ」
「君は、祟り神なの?」
???「……違う!何を言っているんだ?俺もここに迷い込んでいるんだ!」
「そっかー、」
やばい、本格的に暑くなってきた…
目眩がする、頭が痛い、水、水ぅ、そっか、無いんだった……。
???「だ、大丈夫か?!今すぐ水を持ってくる!」
…あ、やばい。
???「さっさと起きろっ!」
「ぎやっ!」(⚠︎︎ぎゃっ、ではありません)
…誰かに叩かれた……。
???「そんな痛くないだろ。」
「普通に結構痛かったからっ!」
「あ、名前…」
???「なんだ。」
「名前、なんですか?」
???「聞くのが遅い!!…名前は荒だっ」
「荒…?あんまり聞かない名前だな…」
荒「し、失礼なっ!」
「あははっ、あはははっ!」
「あばばッ、ぐるじいいい、」
荒「俺の名前を笑うからだ!」
荒「お前の名前はなんだ。」
「僕の名前は__」
荒「名前をいっても俺はお前と呼ぶ!慣れてる呼び方の方がいいだろ?」
「あー、はいはい、はぁ、」
荒「ため息をするなっ!」
「ごめんごめん笑」
荒「ぐぬぬ…///」