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糸師冴夢
⚠︎注意事項⚠︎
-男主❣️
-キャラ崩壊有
-地雷は回れ右
-糸師冴の口調が分からん❣️❣️
-ぬるま湯よりも浅い
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男主(〇〇)「」 冴『』
〇〇は日頃思っていた、なぜ自分が青い監獄にいるのか。答えは簡単だJFUから招集され運良く一次、二次と選考を突破してきたからだ。だが、不思議な事に〇〇はサッカーの事を全く理解していない。そもそも体育で一、二回ミニプレーをしただけだ。
U‐20戦の時も周りが焦っている中、〇〇だけはベンチで すました顔で佇んでいた。が考えていたことは「明日のメシ何かな〜〜〜〜」と呑気な事だけで周りはそんなこと考えてるなんて露程も思わないだろう
それほどまでに〇〇はサッカーへの関心が無い。無いというか無だ。それなのに青い監獄にいる自分が不思議に思った。
そして糸師冴も日頃からふつふつと思っていたことがあった。この男、〇〇の進化具合が尋常じゃないっていう事実にU-20代表として日本に戻って、いち早くに気付いた。
〇〇は練習試合、練習、その他諸々を通しても進化具合が頭1つ抜けており潔世一に匹敵する、否、それ以上の進化力があるのではないかとふつふつ疑問に思っていた。冴が喉から手が出る程のサッカーに、進化に長けた才能を持つ〇〇に糸師冴が目を掛けるのは簡単なことだった
〇〇は能天気。悪く言えば阿呆、というかノンデリを体現したような人物だ。だが誰彼構わず話しかけるくらいには糸師よりもコミュニケーション能力が高いと言えるのであった。が話してる時に話が噛み合わないとこがあった、それはサッカーに関しての部分で大きく影響しているようだった。
それでも時々話すくらいには〇〇の事は糸師冴にとって好印象に値する人間である
だが、この〇〇、 練習試合の休憩中クールダウンを兼ねて化粧水を顔に塗っている時に急に話しかけてきたと思えば
「なあ、ユニフォームって上脱いだらイエローなんだろ?下脱いだらイエローなんのかな」
『あ?知るか。逆に聞くけどお前はそれでイエローで済むと思ってんのか』
「やっぱレッドか」
『警察だろ』
「やっぱレッドか」って「納得したわ」みたいな面して言えんだよコイツ。フィールドは治外法権と思ってんのか。糸師の反応に〇〇は目を見開いて「なるほどなぁ」と言葉を零していた。
その時くらいからか、試合直前に「なあちょっと聞きたいことあんだけど」と声をかけてきたのは。生憎直ぐに試合が再開してしまったので話の続きはできなかったし、なんなら今まで忘れてた。
これが1ヶ月くらい前の話だっつー事も今更思い出した。
この調子だと〇〇も忘れてるだろうし別に放っておいて良かったが、お前から言ってきたのに話さない〇〇の阿呆さに苛立ちを覚えた。
トレーニングを終え、退出しようとした所で丁度〇〇が目の前に立っていた。コイツタイミング良すぎだろと内心思いながら素通りしようとしたら「糸師!」と声をかけてきた。
仕方無いので戻ってやると「タオル借りてもいい?」と言ってくる〇〇のあっけらかん具合に「は?」と言葉を零すと続けるように「ロッカーに忘れちゃって」と頭をかいてあはは、と笑う〇〇の阿呆さにさらに腹が立った。「どんだけ阿呆なんだよ。」と言葉が出かかったが止めた。我ながら冷静だな、なんて思った。
『ンなもん取りに行けよ』
「ロッカーまで遠いじゃん、糸師あんま汗かいてないしいいだろ?」
ノンデリ具合に呆れを覚えた、なんだ汗かいてないしいいだろって。貸すのは俺の方だぞと当然の事だが上から目線に思う。
『つか前に俺に聞きたいことあるつったろ。』
「エッ!???……あーそう!」
さらりと話題を変えると案の定の反応で呆れる。
コイツ忘れてたな。マジで阿呆だな。と言葉が出そうになる、ついでに拳も出そうになった。こんな所で暴力沙汰起こしたくねぇんだが、案外俺も冷静じゃねぇんだな。とか思う
「あー、糸師さ、サッカーのルール教えてくんね?」
『は?』
人生で1番「は?」って思った。いや、これ以上にないくらい、心の底から出た「は?」だった。ウン十年前に弟に教えて以来聞いた事無い言葉っつーか馴染みが無さすぎて若干忘れている節があった。それは嘘。
〇〇もそう言われるだろうな、と思っていた様に話を続けた
「糸師ってほら、説明上手そうじゃん?」
『そうじゃねぇ。』
「ア、説明ムズい?」
『ンな訳ねぇだろ』
「そっか」
『そっかじゃなくてな。』
ハァ〜〜〜と深い溜息をつきながら天を仰ぐ。なんでコイツはこんな「普通のことを言いました」みたいな顔でポカンとしてんだ。平常心が保てないのかどうにか落ち着こうと溜息を零す。何となくだが嫌なことを感じ取り全身が震える。
事実は小説よりも奇なりという言葉通りか、
〇〇は糸師の想像を遥かに上回る言葉を綴った
「俺サッカーのルール知らないんだよな」
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