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目が覚めると、見覚えの無い真っ白な天井が視界に映る。
先程迄、マフィアの機密書類をまとめていた筈だ。
明らかに太陽光では無い、人工の光が起きたばかりの目に入り込んで来て、少し頭がくらくらした。
自分は今、ベッドで寝かされているらしい。
布団の生地がふわっとしていて柔らかい。
できればずっと眠っていたい。
自分の置かれてる現状を知れば必ず面倒くさい事になる、嫌でも直感がそうだと言ってくるのだ。
何もかもが面倒くさくなり、再び目を瞑る。
十秒、三十秒、一分、二分………再び目を瞑った五分後に漸く目を擦りながら起き上がる。
一目見てこの部屋のおかしいところに気づく。
色がない。
部屋全体が白くて、それに少しの影が付いているだけなのだ。
作りはごく一般的な寝室と似ている。
ふと、自分の隣にいる人物に目を、向けた。
さっきからずっと気付いては居たが、取り敢えず放置していたこの男、今の所、自分以外に唯一色を持っている物。
よく耳を澄ますと微かに寝息が聞こえてくる。
この状況でよくも呑気に眠っていられるものだ。
まあ私も人の事は言えないのだが。
それぞれ別のベッドで寝かされていた事が不幸中の幸いだった。(二つのベッドはくっつけられている為、殆どダブルベッドと変わりはないのだが。)
起こすとキャンキャン 五月蝿いので、また放っておく事にした。
布団から降りて部屋を一通り見て回る事にする。
まず目に入ったのが机。
なんとなく机の引き出しを開けてみる。
其処には“アレ”が入っていた。
そう、アレ…所謂ゴム…妊娠を回避する為の、女性と遊ぶ時は必須アイテムのあのゴムだ。
それになんと、此れにだけは色が付いていた。法則性が分からない。
すぐさまその引き出しを閉じ、もう一段下の、先程の引き出しよりも高さがある引き出しを開ける。
すると、其処にはよくそっち系の漫画で見かけるローションらしきモノと、またまた其方方面で見かける、、、、性欲を高めると噂の、かの薬が入っていた。
此れにも色がついてた為、小物には色がついているのだろう と推測が出来た。
冷や汗が頬を伝うのがわかる。
出口のようなドアの近くに行き、思い切り引っ張って見るが、案の定びくともしない。
押しても引いてもピッキングしようと試みても、うんともすんとも言わない。
終わったかも知れない。
この部屋から出る手がかりを見つけたい。
一度ベッドまで戻ると、ベッドの下に何かを見つけた。
嫌な感じがするので一旦スルーしよう。
部屋にあるクローゼットを開けてみる。
バニー服、メイド服、ナース服、セーラー服…女物の下着も数多く入っている。
見てるだけで吐き気がするラインナップだ、次に行こう次に。
出入り口以外の扉が2個付いていたのが気になって居たのだ。
一つ目の扉を開けると、シャワー付きの浴槽があった。
漸く普通のモノを見つけられて安心した。
もう一つの扉を開けても、普通のトイレだった。
ある程度、生活はできるようになっているらしい。
「は????」
ベッドの方から声がした。
あの蛞蝓が漸く起きたのだろう。
すると、全く聞いたことの無い声が聞こえた。
『ようこそ、〇〇しないと出られない部屋へ。』
スピーカーが見当たらない–何処からこの音声は流れているんだ。
「ど、どう云う事だ…?」
まだ起きたばかりの中也は混乱しているらしい。
私は人差し指を立てて口元に添えて静かにしろと云う合図を送る。
それを見た中也は不服そうな顔で黙った。
『此処でのルールを説明しよう。
1、この部屋は、特定の条件を満たさないと絶対に出る事は出来ない。
2、部屋の中にあるモノはなんでも使って良い
3、この部屋の中では誰が何をしても良い
4、欲しいものがあったら、「マスター」と呼んでから欲しいモノを言ってくれればなんでも渡せる
質問があるようなら後ほど質問してくれ。』
「それで?一番大事な事を早く言って呉無いかな?」
『急かさないで良い。
内容はいかにシンプルだ。ハートが十個付くたびに、包帯のお前…太宰治が一回イケばいいのだ』
「「は?」」
〜主のターン〜
はいっ、て云う事で始まってまいりました!!この作品にいいねがつくか不安しか無いですが!!取り敢えずやって見ちゃおうと云う事で……。。。
それと主は、段々受けが体を作り替えられて行く様を見るのが好きなので、最初ら辺は全然敏感じゃ無いと思います!!リアルよりがちょっと好き…。。。
次回からバリバリ®️18に突入するかも
たくさんハートよろしくお願いします!!
それと、なんでも出来るような世界()になっているので、プレイのリクエストがあったら積極的に教えてくださいね!!ネタ無いので!!
ハートの期限は、主が次第二話の投稿をするまでです!!把握よろしくお願いします🙇