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🤝×🌩️🦒 愛
・ 濁点 、//等あります
・ ご本人様とは全く関係ありません
・ 濡場はありません( 🤝リバです )
・ 名前伏せません
・ 🤝が病んでます 、自傷行為あり
・ 🤝→「」 、🌩️🦒→『』 、他ライバー→[]( 口調で見分けてください🙇🏻♀️ )
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【 🌩️🦒side 】
[ なぁ 、リト ?最近テツと会った ? ]
俺が退屈そうにしていると 、スマホとにらめっこしていたマナが急に目線を上げて俺にそう聞いてきた 。
『 え 、会ってねぇけど 。何 、あいつこもってんの ? 』
[ そーなんよ 。任務は断るし活動は休止しとるし … でも返信はしてくれるんよ 。 ]
『 どんな感じ ? 』
『 うわ …… 。 』
スマホの画面を見た瞬間 、思わずそう呟いてしまった 。なぜなら 、
『 … テツにしては返信冷たくね 、? 』
そう 、いつもは明るく返してくれるテツが珍しく冷たい返信をしているからだ 。
[ 「うん」とか「ね」とか 、まじで省エネ返信って感じなんよなぁ … ]
『 …… 俺 、テツん家行ってくるわ 。 』
[ えマジで ??大丈夫なん 、それ 。 ]
『 大丈夫 。んじゃ 、またな ! 』
[ あ 、あいよー ! ]
外に出てデバイスを起動してすぐに変身する 。バチバチと音を立てながらガンダッシュでテツの家へ向かう 。
_ イッテツの家
ピンポーン 。
『 テツ 、出てくれ 。 』
…
何度インターホンを押しても声をかけても 、出てくる気配は全くない 。
『 は〜 …… 、扉ぶっ壊すぞ〜 ? 』
「 ちょ 、やめてっ ! 」
俺がぶんと腕を回した瞬間に勢いよくドアが開いた 。中からは煙草を咥えた佐伯イッテツが出てきた 。髪はボサボサで服もマジで部屋着って感じ 。
… てか 、なんか肌も青白くなった ?
『 ん 、お邪魔しま〜す 。 』
「 あ 、ちょっと 、!?まだ掃除してないんだけど ! 」
『 いいだろ …… って臭ッ !?!?煙草クセェ !! 』
「 だから掃除してないって言ったのに … 、ちょっと片付けるから待ってて 。 」
『 ん … 。 』
中はそこまで変わってなかった 。が 、机の上にある灰皿と包帯が目についた 。灰皿の上に置いてある明らかに異常な吸殻の数 、くるくると巻いてある包帯に少しだけ血がついている 。
「 っし 、灰皿も片付けるからちょっと … 」
『 テツ 。 』
「 ッ 、ん 、? 」びくっ 、
『 お前 、なんかあった ? 』
ちらりとテツの方を見る 。
冷や汗をダラダラと流しながら灰皿を片付けようとしているテツの姿が俺の目に映った 。思わず前よりも増して細くなったテツの手首を掴んだ 。
「 ッぃ 、゛ 」
『 …… 手首切ってんだろ 、お前 。 』
「 … は 、は …… 」
がたがたと震え出すテツの体 。顔は俯いたままで目を合わせる気は無さそうだ 。
なら無理矢理 __
ちゅっ
『 ………… は ? 』
唇に柔らかいものが当たる感覚がした 。目の前にはテツの顔 、口角をにやりと上げて俺を見ている 。
『 は 、おま 、!ッん 、!!゛ 』
ちゅっちゅ 、と音を立てながら唇を重ねる 。離れようとしたけど 、俺が離れる度にテツが寄ってくるから逃げようにも逃げられない 。
「 っは … 」
『 ッ 、なんだよ急に 、 』
「 りとくん 、俺りとくんのことすきなんだよ 。 」
『 は 、? 』
沈黙が続く 。
テツが俺のこと 、すき ?は ?
どういうドッキリ ?
え 、それともガチなの ?
『 … ちょ 、待て 。今はそれじゃねえだろ 。 』
「 ねえ 、リトくんは 、? 」
『 テツ 、落ち着け一旦 。 』
「 リトくんは俺のこと嫌い 、?ね 、りとく 、 」
『 テツ ! 』
わかりやすくびくっと跳ねるテツの肩 。未だに震えている手を握って 、長い袖をぐいっと上に上げる 。
「 ッ 、! 」
『 … 包帯取って 。 』
「 …… 、… 痛々しいから 、 」
『 いい 。 』
「 … 」
巻いてある包帯をゆっくりと解いていくテツ 。
「 … 終わったよ 。 」
と言って 、腕を俺に見せるように伸ばしてくれた 。
手首から肘ら辺まである浅い切り傷 、手首の方には深めな傷もある 。血は止まってるっぽいけど 、テツの表情を見る限り 、まだ痛いんだと思う 。
『 … ん 、そこ座って 。 』
「 ぇっ 、?あ 、うん 、 」
テツをソファに座らせて 、机に置いてあった包帯を手に取りそのままテツの腕に巻いていく 。
傷を見たかったのもそうだけど 、どちらかと言うと手当てしたかったっていうのが1番の目的 。
さっき巻いてあった包帯 、巻き方くそ雑だったからな 。「 まあいいや 」とか言って雑にしたんだろうな 。
『 ほい 、出来上がり 。 』
「 … ごめん 、リトくん 。迷惑かけちゃって 、 」
『 いいよこんくらい 。てか 、俺がしたくてやったんだし 。 』
「 ありがとう … 。… あと 、さっきのことは忘れて 、? 」
『 あ〜 …… 、… おん 。 』
「 …… じゃあ 、もう今日は帰って 、 。 」
『 え ?あ 、おう 。またな〜 。 』
そう雑に返してテツの家を出た 。
リストカットのことだったり煙草のことだったり 、色々あったけど 、
… あれは忘れられる訳ないだろ 。
【 🤝side 】
_ 翌日
「 …… 絶対引かれた 、 」
煙草片手にスマホを弄りながらそう呟く 。昨日のキスを思い出して自身の唇を何度も触る 。
なんであのタイミングで言ったんだろ 、てかなんでキスしたんだろう … 。
後悔だけが積もる 。
「 … はぁぁ …… 、… 忘れよう 、もう … 。 」
連絡アプリを開いて昨日リトくんから送られてきたメッセージをもう一度読む 。
“ 自傷行為はこれ以上すんなよ “
” タバコも吸いすぎはダメな “
” 任務とか会議は来れそうなときだけ来い 、無理すんなよ “
「 はは 、… 優しいな … ほんと 、 」
ピンポーン 。
インターホンが鳴る 。
「 は〜い 。 」
煙草を置いて 、包帯を袖で隠して玄関の扉を開く 。
『 よお 。 』
「 えっ 、リトくん !? 」
『 お邪魔しま〜す 。 』
「 ちょ 、待って 、待って !! 」
靴を脱いで中に入ろうとしてるリトくんの服をぎゅっと掴む 。
『 ぁ ? 』
「 な 、なんで来たの 、? 」
『 昨日の返事しに来た 。 』
「 …… へ ?返事って … ぇ 、? 」
急に両手を握られて壁に押し付けられる 。所謂 、壁ドン … ってやつ 。
状況が把握出来なくてなにもわからない 。目を泳がせているとリトくんがゆっくり口を開いた 。
『 テツ 。 』
「 っ … はい 。 」
『 俺もすき 。 』
「 ぇ 、あ 、えっ … いいの 、? 」
『 いいのってなんだよ 。笑 』
「 ぇあっ … 、リトくんは俺でいーの 、? 」
『 逆にお前じゃねーと無理だから 。』
顔が近くなったと思えば急にキスされて思わず情けない声が漏れる 。顔も耳も身体も火照って 、なんか熱い 。
『 … っは 、顔真っ赤 。笑 』
「 だって 、急にやるから … 、 」
『 …… これで寂しくねぇだろ ? 』
「 … !うん 。 」こく 、
『 ッし 、おやつと色々材料買ってきたからちゃっちゃと昼飯作って 、その後遊ぼうぜ 。 』
「 うん 、なにする ? 」
『 マリカは ?オリエンスのみんなも呼んでやろうぜ 。 』
「 えいーじゃん !やろ ! 」
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リトテツはいいぞっていうことを伝えたかった … 。