『いただきまーす!……うまぁっ 』
「 あはは、いい顔。俺もたべたい 」
『ほっぺたおちるよ。ほんとに 』
塩ネギタンを1枚、パクリと豪快に食べた。
口に入れた瞬間に目を大きく見開いて
「 うま!なにこれ!おいしい! 」
と子供のようにはしゃいでいた。
『でしょでしょ?おいしいでしょ? 』
「 おいしい、すごいね、なんていうか、…おいしい 」
『食レポ絶望的だね でもうまいのは伝わる 』
…
「 …都愛」
『なーに? 』
「 俺、変な意地張ってて 都愛に嫌な態度とってたと思うんだけど 」
『…あはは!気にしてないよ、ぜんぜん。』
明らかに落ち込んだ顔をする湊を前に、私は湊の頭を撫でた。
この前会った時とは明らかに違う態度。
前は蛇みたいだったけど一気に犬感増したな。
「 …ん、おれ 都愛だいすきだよ 」
『…か、わいい…。私もだいすきー!!』
『ずっと一緒にいようねー、泣 かわいい、』
「 …… 、 ♡」
…あ、まってこれ、地雷踏んだ?
湊は俯くだけで、返事はしてくれなかった。
地雷、やばい、なんだろう、えっと、 なんて死ぬほど焦っていると
俯いている湊がなにか喋っているのを聞き取った。
「 …都愛と俺、やっぱ運命やったんや、♡ ずっと一緒♡ 」
…あーもう私のバカ!!
これはメンヘラ育成ゲームじゃありませんけど!?
コメント
4件
えへへ、ちょっと好きが止まらない
やばいw口角上がっちまうよ