テラーノベル
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「はぁ…はぁ…一旦休憩しよ…まふゆ…」
「…分かった」
先ほどまで、奏とまふゆは村へと続く草原を歩いていた。今は休憩中のようだ。
「ねえ、まふゆ… 何で私達、ゲームの世界に来てるの…?」
奏が疲れ果てている様子で聞く。
「分からない …瑞希が買ったゲームのせいかな」
「ゲーム… あのヘンテコな感じのRPG?」
「うん」
奏とまふゆが話していると、奏が背中をつけている岩の上から音がした。
「ひっ… な、なんか音しなかった?」
「…確かにした」
まふゆが上を見ると、そこには瑞希と絵名がいた。
「…瑞希、絵名?そこで何してるの?」
「見つかっちゃった〜 絵名が音立てちゃうから〜」
「仕方ないでしょ!」
瑞希と絵名が岩の上から降りてくる。
「よいしょっと… せっかく驚かせようとしたのにー」
奏が瑞希と絵名に言う。
「ふ、二人とも… よくそこ登れたね…」
「すごいでしょ!ボク、ジャンプが高くなったの!」
「私は絵を描いてそれを実体化できるようになったから…」
奏はどういうことだと困惑する。
「…奏。多分ゲームの世界だから、能力的なのを手に入れたんだと思うよ 奏だって、私だって、その内手に入れれるよ」
まふゆが教える。
「…そ、そっか…」
「ていうかさ、なんでボク達ゲームの世界に来ちゃったわけ?さっき魔物とも戦ったし」
「瑞希が買ったあのゲームが原因だと思う」
「あー、あのヘンテコなRPG?あれ、ゲームの世界に入れるゲームだったんだ!」
「…そもそもなんでそんなゲームが発売されてるわけ?」
「うーん…分かんないや でもでも、どうせならもっと探検しようよ!こんな体験、人生でこの時だけかもしれないしさ!」
「そういえば、さっきあっちに村があったんだ そこに行ってみない?」
「いいね奏!賛成〜 じゃあまふゆも絵名も奏も、レッツゴー♪」
「あっ、ちょっと待って瑞希!」
「奏、行こう」
「う、うん… で、でももうちょっと休憩したかった…」
奏達は、村へと歩いていった。
「よーし、ついた〜!」
「意外と近かったね 」
「奏、大丈夫?」
「う、うん… なんとか…」
奏達はある村に訪れた。どうやらこの村にはたくさん人がいるようだ。
4人が辺りを見回していると、絵名が看板を見つける。そこには、「チューリップ村」と書かれている。
「へぇ。ここ、チューリップ村って言うんだ。名前の通り、チューリップがたくさんで、いい村だね」
その時、遠くから声がした。
「あ!あそこにいるのは!奏ちゃんと朝比奈先輩と絵名ちゃんと瑞希ちゃんだ!おーい!」
「えっ…花里さん?と、桐谷さん達?」
「花里さん達もこの世界に来てたんだ…」
少し驚きつつ、4人はみのり達に近づいていった。
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