テラーノベル
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めめの膝に乗せられて、汗だくのシャツに後ろから手が這う。裾まで降りると、手で汗を拭うようにしてお腹を撫でられた。
💚「めめ、手…汚れる…」
🖤「そんな事気にしないで」
Tシャツが捲り上げられて、お腹が覗く。そのまま流れるように胸を撫でられ、先端に指が引っかかって思わず身体がびくっと震えた。
🖤「感じる?」
💚「ん…」
頭がぼうっとする。
めめと2人、スタジオでお互いの汗だくの姿に興奮してこんな事してるなんて。
なぜか逃げようとか、やめようって言う事は考えつかなかった。めめの手は熱くて、いやらしく蠢いて、俺の脳を溶かして考える事をやめさせているみたいだった。
そのうち悦んで硬くなったそこを、両方とも指で挟み込まれる。指が動く度に、腰が反応してしまう。
💚「はっ、はっ、あ…」
🖤「声可愛い、もっと聞かせて」
💚「っ、だめ…こんな、とこで…あっ」
耐えきれず声を漏らす俺の首に、めめの吐息がかかる。
めめも興奮しているんだろうか。
密着した部分が、燃えるように熱い。
🖤「阿部ちゃん、見て。気づいてる?」
💚「はぁっ、なに…」
🖤「前」
素直に顔を上げ、目を開いて赤面する俺と、背後で予想通りの反応にたまらないといった顔をするめめ。
そう、ここはスタジオ。前面が鏡張りになっているのだ。
💚「やだっ…」
🖤「嫌?こんなになってるのに?」
💚「はぁ、あっ、待って…」
🖤「ごめんね、俺もう待てない」
胸を引っ掻きながら、片手が下の方に伸びてきた。それが映し出されて、指が少し触れただけでスウェットからでもわかるほど硬く勃ちあがった自分のものから先走りが出てじんわりと下着を濡らしたのがわかった。
💚「あっ、あっ、めめぇ…」
🖤「はぁ…阿部ちゃん、綺麗」
腰にめめの硬い感触を受ける。めめもかなり興奮していると解ると、自分の熱も更に上がる気がした。
下を触られるともう声が抑えられず、聞かせてと言っていためめに唇で塞がれた。
💚「ん、んっ…」
🖤「防音だからって、大胆すぎ」
💚「ちが…んぐっ」
🖤「阿部ちゃんのお尻で俺の擦れて気持ちいい、もっと腰振って?」
💚「わかんな…いっ、あぁっ」
当たり前のように唇を重ねるのも、2人きりだからってこんな事を外でしてしまうのも、全部全部この暑さのせいだ。
そうでも思わないとこの行為を正当化できない。だってめめとはさっきまでただのメンバー同士だったのに。
🖤「俺ら、仲間同士ですごいことしてるね?」
💚「言わない…でぇ」
🖤「あ、やば、イキそう」
💚「あっ、はぁっ、俺も…もう…」
その時がお互い近いとわかると、めめはまた俺の耳に吐息をかける。
🖤「一緒に、このまま出そ?」
💚「あっ、待って…っっ!!」
その日初めての抵抗はあっさりスルーされ、俺とめめは恐らくほぼ同時に服の中で果てた。
汗が止まらない。
力が入らず体重を預ける俺に、めめが水を飲ませてくれた。
自分も飲むのかと思いきや、口移しされた。
💚「ノーパンで帰るとかあり得ない」
🖤「まぁまぁ。お互い様」
シャワーを浴びながら下着も洗う。
着替えてスタジオを出る頃、ちょうど迎えが到着したと連絡が入った。
🖤「阿部ちゃん」
💚「うん?」
🖤「今日のことは、俺たちだけの秘密ね」
言える訳がないのを解っていて、この男は何を言っているんだろうか。
スタジオで聞いた互いの息遣いを思い出して、また首がじっとり汗ばむ。
めめは返事もできず赤くなった俺を、どこか嬉しそうに見ていた。
終
コメント
10件
帰宅後も色々考えて寝れない💚ちゃん(そしてその後も悶々としてそう)と、しれっとしてそうな🖤な後日談を妄想して滾りました!
付き合ってなかったの最高だし、めめ🐒
みんなの知らない所で、2人きりで、その場の勢いで…みたいな背徳詰め合わせをやりたかったがために生まれました。笑 明日あな奪〜!どきどき