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緑 × 紫
首絞め 🈶
地雷さん 🔙 推奨
紫 視点 )
「 おい緑 、 俺のプリン食ったのお前か ? 」
「 ぁ 、 ごめん 、 お腹空いてたからつい … 」
「 … 」
「 新しいの買うから … 」
緑がかなり慌てた様子で俺に謝る 。
「 … やだ 、 今食いてぇの 、 」
ふん 、 と顔を逸らした俺に緑が
「 紫ちゃん 、 こっち向いて … 今買いに行くから 、 ね … ? 」
と 、 情けない声を出す 。
… まぁ 、 自分でも大人げないとは思うけど 、 今まであのプリンだけを楽しみに生きてきたと言っても過言ではない ( 過言 ) ので仕方ない 。
「 … 無理 、 緑嫌い … 」
次の瞬間 、 俺の体は壁に押し付けられていた 。
緑 視点 )
「 無理 、 緑嫌い … 」
紫ちゃんがそう言った途端 、 俺は思わず紫ちゃんを壁に押し付けていた 。
「 っ ぇ 、 緑 … っ ? 」
目を丸くして戸惑う紫ちゃんの首をぐ 、 と抑えながら俺は問う 。
「 ねぇ 、 俺の事嫌い ? 」
「 … っ 、 っ” … すき” 、 っ” … 」
紫ちゃんが苦しそうに喘ぎながら言葉を絞り出す 。
必死に空気を求めてもがく紫ちゃんの姿が可愛くて 、 俺は手を緩めずに続ける 。
「 そうだよね 、 大好きだよね ?
嫌いなんて冗談でも言っちゃだめ 、 」
俺の話を聞いているのか聞いていないのか 、 紫ちゃんが苦しそうな顔で何度も頷く 。
「 ほら 、 ごめんなさいは ? 」
「 っ” 、 ごえ” 、 ら”さ … っ” 、 」
「 偉い偉い ♡ 」
そう言って手を離してやると 、紫ちゃんがその場に倒れてしまった 。
「 紫ちゃん 、 ごめんね 、 俺のせいだよね … ごめんね … 」
眉を下げて困ったような顔を作ってみせると紫ちゃんがぶんぶんと首を振って俺に縋り付く 。
「 ん” 、 ちが 、 緑 、 悪くない 、 から” っ … 」
「 ごめんね 、 ありがと … 」
息を切らしながら俺に縋り付く恋人があまりにも可愛くて俺は口角が上がってしまう 。
そんな俺の様子に気付いていない紫ちゃんは呑気に
「 っ”ん 、 ぇ”へ … 」
と笑っている 。
俺はそんな恋人を抱き上げて頬に口付けを落とす 。
「 プリンは後でたくさん買ってあげるからね … 」
嬉しそうに頷く恋人を抱き上げて 、 俺は心の中でほくそ笑む 。
… もっと俺で狂ってね 。
コメント
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てぇてぇ、まじありがとぱむさん(お嬢様)一旦尊死してくる