この作品はいかがでしたか?
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.・゜-: ✧☾ Episode① ☽✧ :-゜・.
私はは一瞬、目の前の状況が信じられなかった。
「あ、どうぞ、、」
かろうじて言葉を返し、隣の席に座る男性を目で追う。
帽子を深く被り、マスクで顔の下半分を隠しているが、声と仕草に見覚えがあった。
彼はさっとカバンからノートパソコンを取り出し、作業を始めたが、その手元にあるマグカップが不意に視界に飛び込んできた。
『トラゾー特製ラテアート!』
と書かれた文字がふと頭をよぎる。
私の胸が高鳴った。
トラゾーのゲーム実況を見ている人なら知っている、このチャンネル限定のグッズだった。
「えっと……そのマグカップ、可愛いですね」
勇気を振り絞り、声をかけると、彼は一瞬驚いたようにこちらを見た。
マスク越しでもわかる微笑が浮かび、静かに答える。
「ありがとう。お気に入りなんだ」
その声が、決定的だった。
――この人は本物のトラゾーだと。
だが、彼のプライベートを邪魔してはいけないと思い、それ以上の言葉を飲み込んだ。
数分間、静かな時間が流れる。
だが、トラゾーがふと目を上げ、静空の画面を見て言った。
「それ、俺の動画?」
驚きと恥ずかしさで一瞬動揺したが、私は正直に頷いた。
「そうです。ずっとファンで、、特に貴方の実況が大好きで」
彼は少し戸惑った様子だったが、すぐに和らいだ声で返した。
「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ。でも、まさかこんな偶然があるなんて、俺もちょっと驚いてる」
その後、二人は自然と話を始めた。
きっかけはゲームや動画の話題だったが、次第にお互いの日常や趣味の話にも広がっていった。
静空の言葉の端々に真面目さと優しさが滲み出ていて、トラゾーは彼女に興味を抱いた。
一方、静空はトラゾーの落ち着いた話し方に安心感を覚え、少しずつ緊張が解けていった。
カフェを出るころには、すっかり打ち解けた二人。
トラゾーが気軽に言った一言が、次のきっかけとなる。
「良かったら、またどこかで話そうよ。静空さんって言ったっけ?」
名残惜しそうに別れたその夜、私の胸の中に、新しい期待が生まれ始めていた。
next~2話
トラゾー特性ラテアートなんてありませんよ???
私が欲で作った架空のグッズなので!!!
でもほんとにあったらめっちゃほしい(最推しなので)
で、ハートが押されなかったのでもう目標ハートやめました
なので此れは君等を試してます
目標つくなかったら君らはどれぐらいのハートを押すのか
ってね?
コメント
4件
ラテアートほんとにあったらいーなあ
とりあえず400…前回押せんくてすまんかった、