「 翠は俺ん事好き ? 愛してる ? 」
「 勿論 , 赫ちゃんの事好きだし愛してる 」
たまに俺の彼女はヘラる時がある . 大体は俺と黈ちゃんやメンバーとの距離が近い時だ. たまゞ昨日は桃ゞと茈ちゃんで飲みに出掛けていた . その時きっと赫ちゃんは着いてきたのだろう . そしてあの光景もきっと見たのだろう .
酒が大分回ってきた頃に茈ちゃんは俺にキスをしてきたのだった .
「 茈 ちゃん !? ⸝⸝ 」
「 んぅ ~ ⸝⸝ 」
「 茈 、 ダメだよ !! ⸝⸝ 」
流石にこれは赫ちゃんがと思い俺は茈ちゃんに水を飲ませて眠らせた . その時お店の中に赫ちゃんや瑞ちゃんが来てしまったのだった .
「 何やってるん … 茈 くん 」
「 翠 … ? 」
赫ちゃんは今にでも泣きそうな顔をして瑞ちゃんは『失望』した様な顔をしていた . 勿論、赫ちゃんはすぐ俺に駆け寄って来た . 綺麗な赤色の瞳に涙を浮かばせた状態で .
「 なんで … 茈とキスしたの っ … 」
「 ぁ … あれは … 💦」
なんて説明したらいいのか分からなかった . 多分、瑞ちゃんの様子を見たら瑞ちゃんは一部始終を見ていたのだろう . 赫ちゃんはキスをした所しか見ていないのだろう . とりあえず俺と赫ちゃんはその場を後にした .
家に着き . 暫くは沈黙が続いた . その時赫ちゃんが口を開いた .
「 なんで … 茈 と っ … 」
俺の服の裾を優しく掴んでそう聞いてきたのだ . 赫ちゃんの瞳から少しずつ涙が出ている事に気づき . その涙を服で拭きながら答えた
「 不可抗力 だったんだよ … ごめんね 」
涙を拭いた時の服は黒色が更に濃くなっていた . 赫ちゃんの涙は次第に収まったのか抱き締めて来た .
「 浮気しないで っ … 」
「 しないよぉ . 大丈夫 ゞ 」
優しく頭を撫で乍、そう答えた時可愛く「んふっ」という声が耳元で聞こえた .
「 赫ちゃん、かわい ~ ねぇ 」
「 俺 かわい ? ⸝⸝ 」
「 うん . 世界一 かわいいよ ~ 」
俺の恋人はヘラったりバブちゃんになっちゃうけどこの世の誰よりも可愛くて愛してる .
コメント
9件
\ \ お っ ふ … 性 癖 ク リ テ ィ カ ル ヒ ッ ト だ ぜ ☆