誰もいない夜の野原で、君と一緒に星を観に行った。
「ねぇ、今度星観に行こうよ!」
「星?」
「そう、星!」
「んー…まぁ、いいけど…」
「あ、それで思い出したんだけどさ!」
「今年の7月7日、星がめっっっっっちゃ綺麗に見えるんだって!!」
「もし良かったらその日に行かないっ!?」
「わかったわかった、行くから落ち着いて…」
「やったー!」
「じゃあ、約束!」
「……はいはい、w」
「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーます!」」
当日、目的地に着いた。
星明かりに照らさせる君は少し寂しげで、
僕、聞いてみたんだ。
「なにか思い出でもあるの?」
って。
そしたら君が言った。
「んー…」
「あるっちゃあるけど、ないっちゃない、かな…?」
最初はなにそれって思ったけど、少し気になるから
聞いてみる事にしたんだ。
「小さい頃、父さんと星観に行こうって話してさ」
「ほら、あたしの父さん結構大きな企業で働いてたでしょ?」
「だから…あんまり家族の時間が作れなかったの。」
「それで一昨年、今年こそは、今年こそは行こうねって話してたんだけどさ、」
「行く日の前日に…父さん亡くなっちゃった、w」
あまりにも重い話で、俯いてしまった。
どんな言葉を掛けようか迷っていた時。
「っていう、ちょっと…あたしの暗い話。」
「…ごめんっ、!!嫌な事思い出させちゃったよね…」
「いや、大丈夫だよ。一昨年の事だからもう今はなんて事ないし、w」
続き思い付かないので誰か続き書いてくれませんか(((((
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