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桃「よし……帰る……」
なんのために……ご飯作るため？みんなの編集するため？家事するため？
桃「……俺って……」
？？「そこのお兄さん」
桃「………………」
？？「お兄さん！」
桃「はぁ…………」
？？「おーにーいーさーんー！！！！」
桃「……あ、俺ですか」
？？「貴方しかいないでしょうが！！」
桃「ﾋﾞｸｯ、す、すみません」
？？「はぁ……貴方は悩んでますね？」
桃「は？」
？？「はって酷くないですか！！？」
桃「あっ、すみません」
？？「取り敢えず！悩んでますよね！？」
桃「えー……まぁ、まぁまぁまぁ」
？？「その悩み私が解決してあげます！」
桃「遠慮しておきます」
？？「待て待て待て待て」
桃「なんですか」
？？「解決してあげるって言ってんの！楽になるよ！？」
桃「……いや、いいです」
？？「１回！1回だけ試してよ！無料でいいからさ！」
桃「…………」
ものすごくめんどくさい……
？？「めんどくさいって思いましたね？だったら1回付き合った方が早く終わりますよ」
桃「はぁ……わかりましたよ……早くしてください」
？？「よしっっ！！」
桃「………………」
？？「目をつぶってください。」
桃「…………ｷﾞｭｯ」
？？「耳を澄ましてください……私の声だけが聞こえるように」
桃「………………」
？？「貴方は今悩んでること、苦しんでることそれに関係している事、全て忘れます。」
桃「………………」
桃「………………」
？？「貴方は目を開けたら。何もかも苦しい事などを覚えてません。」
桃「…………ﾊﾟﾁｯ」
桃「………………あれ？あいつは？」
桃「いないし……帰んないと」
ﾋﾟﾀｯ……
桃「あれ？どこだっけ……帰るところ……」
桃「あれ？なんで？えっと……とにかくN君に相談……」(スマホを開く)
桃「……こいつら誰だ。知らない連絡先あるし……ま、いいか。Nくんに電話」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
N「はーい！どうしたの？」
桃「あーNくん？ちょっと相談したくて」
N「うん！いいよ！どしたの？」
桃「あー……家分かんなくてさ……」
N「んぇ？」
桃「だからさ、家がわかんなくて……」
N「桃くん今どこにいるの！？行くよ！？」
桃「え、いや大丈夫だよ」
N「だめ！行く！どこ！？」
桃「え、あ、〇〇の近くのスーパー」
N「分かった！ちょっとまってて！」
桃「う、うん」
N「桃くん！！」
桃「Nくん」
N「どうしたの！？いきなり家が分からなくなったって」
桃「あー……普通に分からないんだよね。」
N「えー、じゃぁ、家まで送るよ」
桃「うん、ありがとう」
N「青ちゃんに連絡しないと」
桃「……青ちゃん？」
N「え？青ちゃんだよ？」
桃「N君の友達？」
N「そうだけど、桃くんのメンバーでしょ？」
桃「メンバー？」
N「そう！すと〇りの！」
桃「…え？…なにそれ」
N「えっ！？桃くんどうしちゃったの！？」
桃「え？え？」
N「ほら動画！！」
桃「……ほんとだ……俺いる」
N「取り敢えず帰ろ？」
桃「うん」
コメント
8件
フォロー＆ブクマ失礼します！
ｽｺﾞｯ(๑°ㅁ°๑)‼✧ あの人誰だろ…🤔
すげえ続き楽しみ！
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