おくすり

桃紫

1部ひらがな大量

紫さん幼児になります

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「 は、 …離して、」

「やだ、離したら逃げちゃうじゃん？笑」

別れ話を提案したら、急に手首を掴まれて、 何を言っても聞いてくれないし、話してくれない らん。

「…なんだよ、もうこりごりなんだよ…、」

「なにがこりごりなの？なんも嫌なことしてないじゃん。」

束縛に縛られて、生活もろくにできなかった。もうこんな生活が嫌だから、別れを提案した。

手錠も付けられて、足枷も付けられて、 これだけかと思えば、キスマも毎日付けてきて 性行為だって求めてくる

「嫌いなの？俺の事。」

「…いや、そんな事は…、 ない、 」

だからと言って嫌いな訳では無い。

ただメンヘラをやめて欲しいってだけ。

「…お前、おかしい。 」

「は？…いるまのためにやってんの！！ お前のために時間どんだけ費やしたかわかってんの？」

すると、首を軽々しく持たれて、 人間とは思えない程の力で俺の首を絞める。

胸がきゅってなって、苦しくなる。でも、愛してる人だから。嫌でも愛さなきゃだから。

大好き。別れたいなんて嘘。愛情を試したかっただけだ…笑

「っひゅ、 ゛っぁ 、 らん 、っ ゛…  ♡」

「俺にめろめろじゃん、さっきまでおばかな事呟いてたくせに。笑」

らんに話しかけられるほど意識が遠のく。 ぽわぽわしてたり、頭ががんがん痛くなったり、色んな感覚。

「だっこ、 …して、 ♡♡」

｢あれ〜、また幼児退行？ 笑 前しないように躾した筈なのに。 足らないの？笑」

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こっちは口の中の酸素も切れて、 ろくに呼吸出来ない。 前まであっちからだっこを提案してきたはずなのに。

こうしないとたたかれちゃうから。 いたいの、 ばちんってたたかれて

「っぁ、 らん、っらん、 … はなれないで、っ…だいすきだから、 あいしてるから、 」

「俺の事好きなの〜？♡ かわいいね、 おれの下僕ちゃん、笑」

こうやっていうと、すぐにかっこよくなるの。らんは、おれだけのものだから、みんなにとられそうになっても、おれがとりかえすの

「おれからはなれたら殺すよ？ こんなに俺は愛してるのに。」

「あれ、薬飲ませたはずなのに、 戻ってくんの早いや。」

こーいうのは全部演技。 らんを俺だけ見てもらうための演技。 ぜーんぶ作戦通り。

「っ…らん、だいすきだから、あいしてるからね、？ 」

「 うん、 俺も大好き。愛してるよ。♡」

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ほら、またまんまとかかっただろ？

愛してるのは俺だけ。

好きなのは俺だけ。

大好きなのは俺だけ。

裏切ったら ¿?¿?¿?¿?¿?¿? ¿?¿?¿?¿?¿?¿?

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