次の日
おはよ、…
そっか、もう君はいないんだ…
遠くで頑張っている
でも、やっぱり踏ん切りがつかない
昨日の僕のまんまだ
ドラマみたいに戻らないかな…
5年前
「あの!、私、貴方のことが好きです!!」
えっ…!
急でびっくりだ
そっ、それは…OKで合ってますか?
「はい!」
僕も、君のことは気になっていた存在だったからラッキーだ
よ、よろしくお願いします。
「お願いします!!」
そして、1年後僕たちは同棲を始めた
1年後
どうすれば、ここはいいのか?
「ここは、もっとこうしたらいいんじゃない?」
ありがとう!助かったよ!!
いつも、僕が迷ったときは僕のとなりで君の声がそう、教えてくれた
思えば、僕の方から好きだと伝えたことは一度もなかった
伝えてあげたら僕の思いも少しでも届いていたのかな?
そんなことを思う
他にも、コーヒーを「苦いねって」君と分け合って
「それじゃ、甘くしよう」って笑い合いたかった
今はもう叶わぬ願いだと分かっていても望んでしまう。
やり残したことをないようにしていたはずなのに
あっ、君のワスレモノだ
昨日、気づいたら届けてあげられていたのに
でも、昨日の僕は涙で顔がひどい事になっていた
その顔で届けていたら「最後は笑顔」という約束を破ったことがばれてしまう
このぐらいのワスレモノは思い出として残しておいてもいいだろう。
コメント
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大切な人を思い出してしまう… そんな僕。作者自身も楽曲を聴いていて胸がギュとなります。