閲覧ありがとうございます😽
ドッグフードってまずいらしいですね……
⚔️…「」
🦊…『』
※短いです
※リョナ気味かもしれないです
「がっくん、食べてください」
コトリと差し出した犬用の皿。
その皿にはふやかして少し生ぬるいドッグフードが盛られている。
『は?』
「まあまあ、いいですから」
『え?いや、これ、どう見たってドッグフード…』
「はい、目つぶって〜」
何やらゴチャゴチャとまくしたててくる貴方に、目隠しをした。
「大丈夫、食べられないものじゃありませんから。」
『で、でも…犬用じゃん…』
「それがどうかしたんですか?」
『え、いやいや…………』
「……もう、食べないんですか?…はい、あーん」
『え、え、?』
珍しい僕からのあーんだと言うのに、この男は食べない気でいるのだろうか。
じとーっと見つめながらそれを掬ったスプーンで唇をつんつんといじると、少しづつ口が開いてくる。
「……あ、食べました?偉いですね〜」
『…………ぇ゛ッ、ぐ、ぉ゛…っ…』
「こら、吐かないでください。ちゃんと飲み込んで」
静かな部屋に、貴方の嘔吐く声とぐちょぐちょとした咀嚼音だけが響く。
「はい、ごっくん」
『…ぅ゛ーッ…ぅ、ひっ、ぐす、ぇう゛、』
「……もう、大の大人がそんなに泣いて恥ずかしくないんですか?」
『………………………』
「はい次、ほら」
先程と同じようにスプーンでいじってみてもその口は容易には開かない。
「…食べないの?」
『………………………』
無言が続く。
きっと食べないという意思表示なんだろう、仕方ない。
「…食べないんですね?…じゃあ、はい…口開けて」
『…!?…ひ、ん゛…ッく、』
強引に開けた口に舌をねじ込む。
気持ち悪いもの、全部綺麗にしてあげるからね
「……ふ、ぅ。…どう、綺麗になったでしょ?」
『…………ん、………』
素直にこくりと首を縦に振る。
その姿が愛おしくて、たまらない。
「しょげないでよ、ちょっとした好奇心だったんですから。…もうしませんよ、きっとね」
コメント
9件
圧倒的gktu派だったんですけど傾きそうです……
あ,本当に好きです。
あっ、まって、好きです… 伏見が下に着くのほんと…好きでたまんない…( すごい感謝感激です…