太宰治___。武装探偵社に所属しており、
ヨコハマの巨大マフィア、「ポートマフィア」の元最少年幹部でもある。
森「太宰くん、」
太「…はぁ」
太「森さんしつこいよ…え、何何
メンヘラ?ヤンデレ?ストーカー?」
森「辛辣だなぁ、(にこ」
森「あの頃とは大違いだ(にこっ」
太「…その話はやめて」
森「…」
太宰治。彼はポートマフィアの母と、ポートマフィアの父に育てられた。
殺し、ころし、コロシ。
周りを見たらコロシ。
治の将来は決まっていた。
ポートマフィア。
母からは暗殺、
父からは頭脳戦を教えられた。
治は偉いわねぇ
治、凄いぞ
ホント?僕凄い?
…えぇ/あぁ
治は自身が愛されていると思っていた。
治は幼い故、気づけなかったのだ。
両親が被っている、醜い顔の仮面を。
初めての任務。
治は手こずった。
相手に脇腹をカスられ、
肩を撃ち抜かれた挙句
催涙スプレーまで貰ってしまったのだ。
幸い、奇跡の精神力で無事だったが
ボスは仕留められなかった。
お母さん、お父さん、
心配してくれるかな、?
ううん、きっとしてくれる。
お母さんとお父さんは優しいもんね!
アジトに帰った。
ドアを開けた。
目の前には、父と母がたっていた。
ぱしんっっっっっっ…!
治「はッ…へ、…?」
母「このッ…この役立たず!」
父「お前なんか…お前、なんかぁぁッッッ…!」
どうやらポートマフィアは
情報が出回るのが早いらしい。
治が怪我をおったのも、ボスを殺れなかったのも、
とっくに組員の耳に入っていたのだった。
親の責任は子の責任。
ポートマフィアは、連帯責任。
僕がミスをしたら、
お父さんとお母さんが
コロされる。
それからの記憶は無い。
とりあえず酷い言葉を浴びせられたのは覚えている。
最後に一言。
お前は所有物だ、以後こんな事があったら__
殺す。
コロス。
任務デ分かった。
ボクはほんとに
コロサレル。
いやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ痛いのはいやだ
治「殺されるのは、…嫌、だぁッ…(ポロッ」
殺される
計り知れない恐怖。
殺される。
死なされる。
なら
「ジサツ」をすればいい。
それなら楽にすむ。
ジサツ…ジサツ…
数年後。
治は生きていた。
親は死んだ。母は任務で肩と腹を抉られた。
父は脳幹を撃ち抜かれ即死。
親からの罵倒は無くなった。
幼かった治は
14になった。
治は
自殺癖が着いていた。
生きているからとりあえず人を殺す。
人を殺すと自分と同じ人を殺すようで、
こんな思いから救ってあげられると思えた。
人を殺すのは
楽しかった。
NEXT…♡1000
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