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2話 地獄の狭間
普『誰………?そのひと………て、…輝…くん?』
それ……そのひと………
桜くんだよ…………ね?
普『さッ、、、桜……くん……ッ? 』
桜くんは僕が中学の時のお友達。
な、はずなのに…どうしてここにいるの…?
輝くんの部屋の床に、だしたくなくてもでてしまう透明な雫が滴れた。
普『ッ…………』
輝『浮気される方が悪いだろ………ッ!!』
桜『輝くんかっこいいッ(小声)』
普『は……ッ?笑えるんだけど。自分の過ちを人のせいにして、自分だけ優越感に浸るとかありえない』
桜『ねぇ…聞いてればてるちゃんの悪口ばかり!!!ストレスを人に押し付けて八つ当たりしてるだけじゃないの?!』
普『は?僕がそんなふうに見える?すきだったのに、、、だいすきだったのに!!!輝くんも、桜くんも!!!!』
ガチャ
ルディ『大丈夫ですか!!!普お坊ちゃま!』
ふらっ、…
視界が歪んで力が入らない。
ばたッ…
僕、、倒れた見たい…どこから、間違えてたんだろ………産まれてきたことが間違いだったのかもしれない_
いきなり頭が真っ白になってもうすぐこの世から去ることがわかったその瞬間、強く祈った。
普《このまま終わりたくない。》
女神《あら、丁度いいわ。私、暇だったの。過去に戻ってみる?》
『そんなこと、出来ないでしょッ笑』
《なら、証明してみせるわ。》
パッと視界が明るくなった。
ふわっ、
『あれ……?ここ………』
真っ先にカレンダーの方へ向かった。
『1ヶ月前………?!?!?!』
女神様…………ありがとうございますぅぅ泣
『んん………どうした…?普…』
『あっ、何でもないよッ!大丈夫ッ!』
こんこん
『失礼致します、普お坊ちゃま、輝様』
『どうしたの?』
よし、僕決めた。
まずは、味方を付けるために、交流することかなぁ。
機会とかあるかなぁ、、、、、
あ、そうだ!!今度、都家で、パーティがあるんだ!1種のお見合いパーティだから、ちょっと愛想振りまいとけば味方なんかすぐできるはず………!!!
【説明しよう!太陽光 普の家は、とてつもない大富豪で、そこそこの富豪が、後継者を作るため、婚約者を作る、そのお見合いパーティに出ようと言っているのだ!】
都家
『おはようございます、瀬成くん。』
この人は、都 瀬成。太陽光家と並ぶほどの名家で、僕のお友達。
『あっ、普くんッ!おはようございます。 最近上手くいってる?』
『うん!まぁ、そこそこ?』
『なら良かったよ!あのさ……』
『普様~~~~!!! 』
『うわっ、まただぁ、、、、』
『あははっ、普はいつも人気だもんね。』
『人気者も困りものだよ………逃げなきゃ、バイバイ!』
『またね……また、言いそびれちゃったな』