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〔 ◨◨ side 〕
スポーツ大会って、こんなんだっけ??
先生 「 では、これよりスポーツ大会を開始します。 」
開始するのはいいけど、
私まだ友達誰1人いないのよ。
っていうか、スポーツ大会って、バレーとかバスケとか、そういうのじゃないの??
プログラムに、弓矢とか新体操。将棋に百人一首、なんで難しいのしかないの?!
私、今日楽しめそうもないよ。
で、今に至る。
花奈 「 はぁ、私ってつくづく恵まれないよねぇ、 」
?? 「 君は、この前の 」
1人寂しく、校舎の隅に居ると前からこの前のお兄さんが来た。
…….女を連れている。
綺麗な黒髪。髪サラサラ。美人だし、スタイル良。
クラスメイト 「 見て、生徒会の皆様よ! 」
「 あそこだけオーラが違うわね、 」
「 さすが大企業の御曹司、若宮桐谷様ね! 」
「 それと若宮家のパートナーの禪院家の令嬢!禪院紫乃様! 」
花奈 「 おんッ!れ、いッ! 」
御曹司と令嬢ッ!!
やっぱそういう人が生徒会長とかになるのね。
私とは無縁。
ん?禪院、?
なんか聞いたことあるなぁ、誰かが言ってたようなぁ、
ん〜、まぁいっか!!
その内思い出すっしょ!!!
桐谷 「 君、何1人で突っ立っている。行事に参加したまえ、 」
花奈 「 ここにいるだけ、偉いと思うんだけども、 」
紫乃 「 ちょっと、会長になんて口の聞き方___、 」
桐谷 「 紫乃、いい 」
紫乃 「 …….わかりました。 」
内輪で揉め事かよ、
大丈夫そ?この生徒会。( ←あなたのせい )
花奈 「 私、弓矢とか初めて見たし、新体操とか将棋もやったことない。
私は皆さんと違って、お金持ちじゃないし。
ただの一般人。
君達と同じにしないでくださぁい 」
クラスメイト 「 庶民はこんな簡単な遊びもできないのね。 」
「 庶民にはわからないのか。 」
「 桐谷様に下品なことを、 」
簡単なことだとぉ??
まぁ、やろうと思えばできるけど😎 ( )
これではっきりした、
お嬢様&お坊ちゃまと庶民の私達じゃ、生まれた環境が違いすぎる。
私なんかが、お嬢様になれるわけないんだよ。