テラーノベル
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『君もうるさい。』
シュッ
アッシュがルイーズに向かってナイフをおろす。
ルイーズの手には切り傷が出来てしまった。
(手、切れちゃった…)
『あ、君ルイーズか、OK把握した。今リボン切ったげるわ。』
ナイフでリボンを切ってくれた。
(助けてくれた?けど、なんかさっきからアッシュじゃないよ!まるで違う人みたい!(汗)
{ゲボッ…!ね゛ぇ゛…?!聞いてるの…?!}
『だからうるさいって』
グサッ
{ゲボッ…!!}
グサグサッ
{やっや゛めっ…!!}
「止めて!!!」
ピタッ
『なに?僕悪いことした?』
ルイーズはジーナに駆け寄る。
{ゴホッ…!な゛にっ…笑いニ゛来たの゛…?!}
ルイーズはジーナの手を握り微笑みながら
「貴方らしく、生きていいんだよ…!!」
{…!!}
ジーナの目から、一つ、二つと雫が垂れる。
{もっと…早くに゛…聞きたかったなぁ゙…!}
{……あり、がとう……}
ジーナは、自分のハサミで、自分の首をはね、亡くなった。
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
電車がくる。
「……」鼻を啜る。
『行かなくていいの?』
「……行く…」
【… 扉が、開きます。…】
電車の中で…
「ねぇ…アッシュ…?大丈夫…?」
『……?あ、あれ…?なんでオレ達電車の中にいるの…?!じ、ジーナちゃんは…?』
「え、えぇ?だってあれはアッシュが…!」
アッシュは髪をぐしゃぐしゃにしながら
『ご、ごめん…ごめんなさい…。なにも、覚えてなくて…ルイーズがジーナちゃんに襲われたところまでは記憶に残ってるんだけど……ごめん…』
腕を押さえながらそういうアッシュの瞳は戸惑いを隠せないようだった。うるうるしていて、今にも泣き出しそう。
「大丈夫だよ。」
ルイーズは落ち着かせようと手をとる。
『ルイーズ…?』
「なに?」
『手、怪我してるけど…大丈夫…?』
「え、ええ!大丈夫よ!」
(今彼に「貴方がやったの」なんて言ったら泣いちゃうでしょ…!)
「ふわぁ…」
(安心したら眠気が…)
『眠い…?』
「ちょっとだけ…」
『寝てていいよ。着いたら起こしてあげる。』
「ありがとう…」
ルイーズは、アッシュの肩に、コテンッと寄り掛かって眠ってしまった。
Selfsh編終了。
【次は‡‡″″‡ι″〕цΞ∫ιυ─|─∪〓∠です。】
リリア💙🤍
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こころん

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コメント
1件
うわ……第12話、一気に重くなったね……。アッシュの豹変、本当に怖かった。普段の優しい彼とはまるで別人で、記憶もなくなってるっていうのがまた切ない。ルイーズが「貴方がやったの」って言わずに守る選択、すごく優しくて、でもそれが逆に胸にくる……。ジーナの最期の「ありがとう」が沁みたよ。自分で選んだ終わり方、彼女なりの解放だったのかな。次回のタイトル、暗号みたいで気になる……!続き、静かに待ってるね🌙