久しぶりの投稿です!もう、ほんっっっとにすみません!!テスト勉強が忙しくて、と言い訳を言いたいです。すみません(_;´꒳`;):_
では、シリアスなのかLoveLoveなのかよく分からない中太です!どぞ!
中也視点から始まります。
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太宰は頭がいい。どんなに手強い組織が相手でも秒刻みで正確な作戦で、まるで手の上で転がして遊んでいるようにその組織を易々と潰してしまうほどには頭がいい。そしてその作戦が完璧になるような、俺なら到底把握しきれないほどの情報量を持っている。だが、最近その考えを改めようと思っている。それはなぜかって?それはな、太宰はたくさんのことを、いや、ほぼ全てのことを知っているが、皆が当たり前のように知っている「普通」が分からないんだ。例えば、「感情」。例えば、「娯楽」そんな俺でも知っている「当たり前」が分からない、理解出来ていないんだ。こう思ったのにも、理由がある。その話を今からしていこうと思う。今から約1か月前のことだ………………。
俺は首領に呼び出された。
中】コンコン)中原です。
森】入りたまえ。
中】失礼します。
森】よく来てくれたね、中也くん。実は少し厄介なことになってね?太宰くん、入っておいで〜?
と、そんなマフィアの首領から出るとは思えない柔らかい声で呼び出された太宰を見た。俺は目を疑った。だってそこには……
太】………。
そろりとどこからか現れた太宰は、7先程の見た目をしていた……。其の瞬間理解した。あぁ、また変な薬でも作って飲んだんだろうな、と。案の定首領は、俺が予想した通りのことを言った。
中】はぁぁーー。やっぱりか……。
森】おや?やはり中也くんは太宰くんのことになると鋭いねぇ(ニコ)
それを全力で否定したいが、否定しきれない自分がいることに気づいた。今すぐ太宰を殴り飛ばしたい。
森】さて、この状態の太宰くんはどうやら記憶が無いみたいでね、それでまだ7歳の子供だ。それで1人にするのは危ないけど、私は首領の仕事があるしね〜、と、言うわけで中也くん、太宰くんをしばらく預かっていて欲しい。いいかね?
中】はっ?
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というわけで、俺は太宰を預かることになった。最初はいつものようにクソガキ感満載でいるのかと思っていたけど、どうやら違うみたいだった。太宰は常に無表情、無感情で俺に着いてきた。その姿がやけに不気味だった。そして俺のセーフハウスに入った。
中】ここが俺の家だ。あ、まだ自己紹介してなかったな、俺の名前は中原中也だ、よろしくな。
太】うん、よろしく……(ニコ)
太宰は俺にあって初めて笑った。が、その笑顔は鳥肌が立つようななんの感情も乗ってないような笑顔だった。俺は思った、7歳の子供がしていい笑顔なのか?……と、
その後おれはふろにはいるよう太宰に言った。だが、そこで問題が起こった。
太】ねぇ、僕お風呂に入ったことがないのだけど……。
そういった。お風呂に入ったことがない?どういうことだ、こいつ人生で1度も風呂に入ったことがないのか?
中】おい、もしかして風呂に1度も入ったことないのか?
太】だからそう言ってるじゃないか。なんなら、僕は記憶が無いみたいだけど、僕の体感では最近初めて外に出たところだ。
中】はぁ??
どういうことだ。最近初めて外に出ただあ?引きこもりでもしてたのか?それとも…。
中】とりあえず、風呂一緒に入るぞ
太】……。
太宰は返事をしなかった。まぁ、とりあえず風呂に入れるか、7年間も風呂に入ってないってことは相当汚いはずだ、いや、体が小さくなっただけで体は綺麗なままなのか?よく分からないが風呂に入れるか。
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太宰に服を脱いで中にいるようにいい、色々準備してから中に入った。そこには真っ黒な目を伏せ無表情に戻っていた太宰がいた。そこにも驚いたが、俺が1番驚いたのは、太宰の体の至る所が傷だらけのボロボロだったことだ。人間の肌は肌色だって知っていても、そうでは無いと言えてしまえるほど傷と打撲後、明らかに誰かに焼かれたであろう跡…今も少し血が滲んでいる箇所で埋め尽くされていた。
中】太宰、それはなんだ……?
太】なにって、傷だよ……。
中】俺はこれまでなかなかの拷問をされた奴らを見てきたが、お前ほど傷だらけのやつを見た事がない。どういうことだ…どういうことだよ!
俺はらしくもなく、悲しくて怒っていた。なぜ悲しくて、なぜムカついているのかは分からないが、何故かすごく不愉快だった。だがそれが良くなかった。太宰は一瞬ビクッっとして、一切光のない目の中に怯えを隠したかのような目をした。
中】あぁ、すまん。このことは風呂をあがったあとだ。とりあえず体洗うぞ。痛かったら言え
そう言って俺は割れ物を扱うような手つきで、太宰の体を洗い出した。しかし、それでも傷が痛むのか、時々呻いたり、体をビクつかせていた。
太】…っ、……ぅぁ、、ング……ふぅ……。(ビク
中】…………。
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そして俺たちは風呂をあがった。俺は太宰の体を包帯でまき、処置をした。あまり酷いようだったら明日首領に来てもらおう。
中】よし。太宰、なんでこんなに傷だらけなのか教えてくれ、それに初めて外に出たと言っていたが、お前の身に一体何があった?
そして、2分ほどたって太宰は話し始めた。
まとめると、
曰く、太宰は悪魔的な頭脳を気味悪がられ地下の牢に閉じ込められていたらしい。
曰く、家に何か不幸が起こる度にお前のせいだと暴力を振られ、拷問紛いなことをされていたらしい。
曰く、ストレス発散や、毒物実験にも使われていたらしい。
曰く、性的虐待もうけていて、処女は卒業済みだと
曰く……。
そんな、最悪な過去を聞いた。太宰は話している時終、最初俺にただ着いてきていたような無表情、無感情だった。
太】- - - - と、こんな感じだね。で、これを聞いてどうするの?
其の瞬間俺は衝動的に太宰を抱きしめた。太宰がヒュッと息を吸ったのが聞こえた。そして硬直している太宰に向かって俺は言った。
すると、太宰の固まった体から力が抜け、年相応に泣き出した。辛かった、痛かった、苦しかった、悲しかった、愛して欲しかった!と泣き叫んだ。そんな太宰を俺はただ優しく抱きしめた。
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どうだったでしょうか?久しぶりの投稿でした
シリアスなの感動なのかなんなのか、よく分からない投稿でした。すみません……(´•̥ω•̥`)
これからもっと腕をあげていきます!続きは♡次第?前やつも続き書きたいと思います!
最近描いた絵も載せときます!
ではまた会える時まで!♡頼む押してくれ!!
コメント
2件
太宰さんを傷つけるやつは許さん(人のこと言えない人←
フォロー失礼します! ……太宰さんにこんな事人ッ…探さないとッ(使命感)