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「みんなで~!二次創作を見よう〜!」


今日も撮影が始まった。しかも今回は二次創作。BLである。


俺には好きな相手がグループ内にいる。

その人との小説が出ないか正直ビクビクしていた。出来るなら出てこないでほしい、そう思いながら撮影に臨んだ。



「ー!」


「www」


「ーーー!?」



結局、出てこなかった。なんならずっと物語にすらも出てこなかった。

俺はただ、恋愛面では好きではないメンバーをひたすら小説の中で犯していた。


よくよく考えればその小説を読めば擬似恋人体験が出来た。それを撮影が終わった今気づいてもなのだが…


「ねぇねぇ!せっかくだしさ、また探してみようよ!」


「あり!どんどん読も!」


「出来れば激しめの…出来れば激しめの…」


「まちこ怖いよ、!?」


「撮影はしないけどねwやっぱ次に備えて?」


「さっきのが動画になるかもわからへんのに?」


「それ言うなよ~w」



「…あ!このペア珍しくない?」


…ふと、りぃちょがそんなことを言ったのが聞こえた。


「ほんとだ…ボビーと…キャメだ」


「え、俺?w」

彼がそう言ったのが聞こえた。まさかほんとにあるとは…


「まじか…」

俺も驚いた。


「珍しいし…一応動画回しとくかw」

「え?」

ニキがそんなことを言ってきて俺が戸惑っている間に周りがどんどん進んで行った。



「ごめんねせんせー…俺とだけどいい?」


彼が申し訳なさそうに聞いてくる。

俺としては全然いいのだが、相手の方が、俺と読んで大丈夫なのか


「あ〜、俺は全然ええで、?」


「ん、わかった」


「キャメは俺とでよかったんか?」


「全然いいよ~」


すんなり受け入れてくれたことが嬉しかった。




…ここまではよかったのだが、いざ読むとなるとド緊張してしまい、俺がまともに読めず、結局この時回していた録画は使われなかった。


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キャメしろッ!最高すぎるッこれを思いつく主様は神様や、

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