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Side Ryoka
本日、9月14日は我がバンドの天才的ボーカルギター、大森元貴の誕生日だ。
今日で29歳。
ついに、20代最後の年となった。
僕は3年前だったのかぁ、と思うと年増みたい。
そんな元貴のお誕生日会。
毎年若井とバースデーパーティーを開催してるの。
今回は、前日の22:00から集まってお酒を呑んでた。
「へへ、これ美味しいねぇ….𓈒𓏸︎︎︎︎」
珍しくお酒を口にした元貴は免疫がない分、相当酔っている。
「元貴、お水飲みな」
「へぇ、?….若井、かっこいいねぇ、 」
「え、あ…ありがと、、/」
「ねぇ、若井照れてないでお水飲ませて笑」
「あ、…うん!」
「すぴゅ〜、むにゅ…りょちゃ!」
「は、はい」
「おれ、29さいっ!」
「そうだねぇ、おめでとう。」
「ちがうよっ!あと10ぷんで、でしたぁ!」
「うん笑」
「ねぇ、おれもかまってよぉ!!」
「わ、わかい…?」
「もときばっか、ずるいっ!!」
「おれも、おれもっ!…ふぇぐっ、」
泣き出す若井。
あ、お酒呑んだな….
「若井、お酒呑んだでしょっ!」
「おれのんでないしっ!」
「あ、ぼくのにほんしゅ….」
「…っ、はぁ…」
「おれのんでないのにっ!泣」
「のんだっ!ぼくのぉ…!」
「もうっ!」
「喧嘩しないでっ! 」
「あぁっ!!…後1分で元貴のお誕生日!!」
「えっ、うそ!」
チュッ
「ぇへへ、28さいのもときとのさいごのキス…/」
「あっ、若井ずるいっ!」
チュッ
「んむっ、ちょっと…./」
カチッ。
「あぁ、ひにちかわったぁ….」
「「元貴、お誕生日おめでとう!」」
「へ、あ….んへへ、ありがと…//」
「元貴にとって幸せな一年になるといいな。」
「もときっ!今年もさいこうでいようなっ!」
「うん…!」
「はい、これケーキ。」
「え、え!いいの?」
「お誕生日じゃん笑」
「あ〜ん」
「え、…//」
「あ、あ〜ん…/」
モグモグ。
「んん!おいひいっ!」
「ほんと??」
「んぇへへ、りょうちゃんとおれで作ったんだぁ!」
「うそぉ…へへ…おいしぃ」
「よかったぁ」
宴もたけなわ。
酔いが覚めてきた3人で他愛もない話をしていた。
するといきなり若井が変なことを言い出した。
「元貴の喘ぎ声って絶対に可愛いよね。」
と。
空気が凍りついた。
え?
確かにですね、あの…シたことはありますよ?
でも僕なのでね、受けが。
若井ちゃん大胆だな。
「な、なな何言ってんの!!// 」
「だって綺麗な声してるじゃん〜、その声も綺麗かなって」
「そ、それは嬉しいけど…」
「試してみる?」
どうやらお酒から冷めきってなかったみたい。
もっくん、お誕生日おめでとうございます🙇
感謝を伝えていたら延々と続きますので、やめておきます。
素敵な一年になりますように。
お2人との素敵な思い出が増えますように。
続く….かもです。
コメント
5件
バースデーにはお酒だよね😏👍 酔い二人と素面一人が続くかとお待ったら、酔醒めてからの展開🤭 からの酔い 笑 可愛い三人だね✨