綺麗に雲から出てくる光、光の先には何があるのかな、
幸せ?苦しみ?悲しみ?喜び?
確かめに行こう、光の先へ、、、
by 2024.4.6
僕、上井涼(かみいりょう)
現在小5の男の子
僕にはとある特徴がある
それは、不登校
学校に行くのがやなんだ
理由は小さなもの
いじめられてる訳では無い
トラブルが起こった訳でもない
自分の持ってる能力が怖いから
それは、目が光ること
みんなはかっこいいって言ってくれる
でも、一部には怖いって思う人もいるだろう
先生もそのことを知っている
親も知っている
目が光り始めたのは小4のとき、終業式の日だった、
学校が終わって友達のしゅんと家に帰っていた
その時後ろから好きな子が来た
好きな子の名前はさら
しゅんとさらと僕はは仲が良い3人で組なので一緒に帰ることになった
緊張しながら話したりして楽しく帰ってた
でも、その時に悲劇が起きた
信号が青になって話をしながら渡ってた
横一列になって渡ってた
僕がさらに好きな人はいる?って聞いた
さらは、えー?って言ってた
その時、車が突っ込んできた
一瞬だった
僕たち3人は一気に飛ばされた
地面に叩き落とされた
僕は思った
さらは、さらは大丈夫なの?
しゅんは、しゅんも大丈夫なの?
僕は見に行こうとした、
足が上手く動かない、
行きたいけど、行けない、
でも、僕は力のある限り無理やり立って歩いた
早く!!早くさらとしゅんの所に行かないと!!
その時あった力を振り絞って走った
2人ともいた、
2人のところに駆け寄った
しゅんは僕よりも怪我は少なく、意識もある、全然歩ける、でも、手が痛そうだった
さらは、僕たちよりも酷い状態だった、
血が溢れている
でも、幸い意識はあった
その時僕のパーカーをさらの傷口に当てて出血を少しでも抑えようと、必死だった
その間に救急車がやってきてさらは運ばれた
僕としゅんも、
みんな1番現場から近い大きい病院に搬送された
さらはすぐ手術室に運ばれた
僕たちは処置室で処置をされた
さらは3時間ほどして来た、
集中治療室に運ばれる
僕は、足を骨折し、打撲していた
しゅんは手の骨にヒビが入って、内出血が起きたらしい
さらは、昏睡状態、
起きる可能性は低いって、
僕たちは入院した、
しゅんと同じ部屋にして貰った
病室に移された時、警察が来た
車を運転した人は即死
事故原因は飲酒運転で信号無視
それで僕としゅんはその時のことを教えた
警察官達が病室から出たあと、涙が溢れた
さらが、このまま起きずに、帰らぬ人となったら、
僕があの時さらに質問しなければ良かった、
そうやって、考え続けた、
夜ご飯も喉を通らなかった、
入ってもすぐに外に出してしまう
泣き疲れたのかそのまま僕は眠った、
事件の日から1週間がたった
看護師の人が騒ぎ始めた
僕としゅんは1人の看護師さんに聞いた
その人は言った、
「さらさんの意識が戻りました!!!」
僕たちも慌ててさらのところにいった
さらは先生とお話していた
先生は、奇跡だ、よく頑張った、と言ってた
さらは集中治療室から僕たちの病室に移された
僕は嬉しさしかなかった
頑張ってくれてありがとう、帰ってきてくれてありがとう、
それを沢山、さらに言った
さらも嬉しそうだった
それから数日後、
いつもどうり3人で話していた、
その時、さらが苦しみ出した
僕はナースコールを押し、看護師さんを呼んだ
看護師さんがすぐに来て、他の看護師も、先生も沢山来た
僕はさらの手を握って、話し続けた
さらはそれに答える力もなかった
さらはベットに寝かせられ、手術室に運ばれた
僕たちも手術室の前までさらの手を握り続けながら行った
それで看護師さんに手を強制的に離された
僕たちは手術の間、しゅんと祈り続けることしか出来なかった
手術のランプが消え、先生が出てきた
先生は言った
「一命は取り留めたよ、でも、起きることは無いかもしれない」
僕たちは絶望した
もうさらと話すことがなくなってしまう
その時、僕は苦しくなった、
心臓が痛い
頭も痛い
僕はしゅんに支えられながら意識を手放した
僕はその後、目を覚ました
見たことがない天井だった
起き上がると、看護師が僕に駆け寄った
先生を呼び、先生がすぐに駆けつけた
僕はすぐさらのことを聞いた
会いたい、さらに会いたい
先生に僕は頼んだ
先生は拒否するばかり
でも諦めずに訴え続けた
先生はやっと、許してくれた
先生は僕に忠告した
「さらさんは今、酷い状態だよ、見たら気分が悪くなってしまうかもしれない、
それでも大丈夫な勇気が無いと行かせられないよ」
僕はさらに早く会いたいから、大丈夫だと伝えた
それで僕はさらの病室まで連れていってもらった
さらは、酷い状態だった
沢山の管に繋がれて痛々しいだろう
僕は中に入れてもらった
機械の音が規則正しく鳴っている
僕はさらの所にいって、手を握った
手が前より細くなってる気がした
僕はさらにしか聞こえないような声で言い続けた
「お願い、戻ってきて」
その時さらの手が少し動いた
「さら?聞こえる?」
僕は聞いた
そしたらさらは握り返してくれた
意識がある!!!
僕は感動していた
その時、僕はさらに引っ張られた
さらは小さな声で言った
「私、もう無理かも」
頑張って!!もう少しだけでいいから、まだ生きて!!!
続けてさらは言った
「事件の日、信号で聞いてくれたよね、」
あのことだ、好きな人がいるか聞いたことだ
さらは言った
「私ね、涼くんが好き」
僕はドキッとなった
僕も言った
「ほんとに?」
さらも言う
「ほんと」
僕は嬉しさが溢れた
僕は言った
「僕もさらが好きだよ!!!」
さらは答えた
「両思いだね、」
嬉しかった
さらは続けた
「でもね、私、もうここの世界には居られないみたい」
嫌なよ感がした
「もう居なくなるってさっき天使さんが来たんだ」
やだ、まだいなくなんないで!
「だからね、最後に言うね」
「涼くん、愛してる
空からずっと見守ってるよ」
その言葉を最後にさらは意識を手放した
もう、二度と掴まないように
機械の警音が病室に鳴り響く
先生たちが部屋に駆け込む
先生は僕からさらを遠ざけた
先生が心臓マッサージをする
電気ショックもかける
でも、さらは何も反応しない
心肺停止してから10分
先生は告げた
「2023年4月6日15:27分渡辺さらさん、ご臨終です」
僕は泣いた
体内の水分が全部無くなるくらいまで泣いた
その時、僕の目が青色くん光った、
先生たちはびっくりしていた
さらが好きな色、青色、
僕はさらが宿してくれた力なんだと、思った、
これが目が光った理由
これを機にさらのことを思ってる時は青色に光るようになった
先生も原因不明ということで経過観察ということに、
僕は学校に行くと毎日思ってしまう
あの事故がなければさらは居なくならなかった
そう思う度に青く光ってしまう
だから、先生も気にかけてくれていた
でも、みんなからの視線が痛い
だから僕は学校に行かなくなった
しゅんは毎日、予定がなければ宿題を届けに来てくれる
それで遊んだり、勉強を教えて貰ったりしているから一応勉強はできる
でも、思うんだ、
さらは空から見守ってるって言ってくれたよね、
僕は窓を見る
雲から太陽の光が漏れている
あれは、さらがずっと見てくれてることを意味するのだろうか
でも、その時に思ってしまった
あの光の先はどうなっているんだろう
光の先には、何が待っているんだろう
行ってみよう、
僕は間違ったことをしたのかもしれない
でも、その時には気づけなかった
僕は、さらがくれた、折り紙でできた手裏剣を手に、空へ飛んでいった、、、
end…
みんなおっひさー!!!
Asukaです!!
今回は妄想関係ないのをかいたでーw
ま、言うことはないわ!!
じゃね〜w
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