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たくさんの♡ありがとうございました!
我ながら放置したなぁと思いますよ。難産すぎる。これ。一旦中編です。まじですんません。
ガチャ。家の玄関の扉が開く気配がする。やっと来てくれたのかな。
「はーッ、はーッ」
壁の時計を見ると、電話したときと長針を比べると、ちょうど真反対にあった。もうそんな立っていたのか。やっと、やっと、解放される。
「えッ、だ、大丈夫かッ!」
「くずはッ!」
僕の部屋に姿を見せた葛葉に、思わず抱きついてしまう。下を脱いだ僕の姿に驚いている様子があった。やっぱりびっくりするよな。でも、受け止めてくれて、ああ、好きだ。息を荒くしているその姿をみて、どれだけ急いで来てくれたのだろうか。愛おしい匂いに包まれて、そんなことを考えていたら、安心して、また涙が出てしまった。
「うぅッ~~」
「しんどいなぁー」
今日の僕の涙腺は仕事をしていない。きっと壊れてしまったんだろう。あまりにも緩すぎる。ああほらまた。ぽん、ぽん、と優しく一定のリズムで僕の背中に手を当ててくれて、また涙が溢れる。
その時だった。安心したからなのだろうか。さっきまでどれだけ頑張っても来なかった大きな波が来た。産まれる。そう思った。それと同時に激痛が走って、思わずしゃがみこむ。
「ッ!ぐぅッ、」
「ッ叶?」
叶が唸り声をあげて、お腹に手を当てながら、座り込んだ。俺はとりあえずベットへ連れていく。
「て、にぎぃて」
「わかった」
呂律が回らなくなっている叶が、手を握って欲しいと言ったので手を握る。安心させるように、大丈夫と言ってやりながら腰をさする。
「ゔぅ゙ッ」
急に手を強く握ってきて、叶が苦しみ始めた。鍛えられた腹筋をふるふると震わせて、何故だろうか、卵が産まれると思った。吸血鬼の本能と言うやつなんだろうか。それはその通りに、叶から卵がつるっと、産まれてきた。
「ふぅッ、はッ」
葛葉はそんな叶をみて、記憶に引っ掛かりを覚えた。
なんだろう。昔、どこかで聞いたことがある気がする。
卵を産む種族。
胎生ではなく、卵生の種族。
その種族は、吸血鬼ととても相性が良くて、繁殖のために捕まえられて、数を少なくしたらしい。
ああ、そうだ。思い出した。
卵産み族。昔の俺は、もう少し別の名前がなかったのかと、その名前を決めた人に文句を零していたが、その安直な名前が思い出せる鍵になった。
吸血鬼との卵を身篭りやすく、産む卵の数も多いため、吸血鬼に乱獲されて、吸血鬼の数を増やしていたらしい。そのせいで、ほとんどの卵産み族が魔界を去らざるをえなかった。
そうか、叶は、その数少ない種族なのか。嬉しい。好きな人が、こんなにも相性のいい種族だったなんて。今までこんなこと無かった。全部俺の一方的な思い。何度も何度も叶にあっても、友人までしか進めなくて、しんどかったなぁ……
そんなことを考えていたら、欲が奥底から湧いてきた。さすがに産卵中はまずいが、その後は体が熱くなるから大丈夫だと思う。はあ、叶見て何考えてんだ、俺。
多分もっといい切り方あったと思うんですが、早く投稿しなきゃの気持ちが勝ちました。多分今年中には次更新しますから。安心してくださいな。
#hbng
あざらし
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コメント
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続きありがとうございます! 両片思い最高です😭✨