テラーノベル
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「……元貴…!」
聞き間違いだって、
一瞬で分かった。
分かったはずなのに。
足が、動かなかった。
「そんな顔すんなって、」
声は、
後ろからじゃなかった。
頭のすぐ横。
いつも隣にいた距離。
僕は、
見れなかった。
見たら、
消えそうで、
「……元貴ー、!」
これ聞き間違えじゃないのかな、?笑
僕は、諦め半分で名前を呼んでみた。
大)「…滉斗…?」
「聞こえてんじゃん、笑」
大)「へ…?」
少し間があって、
くすっと笑う声がした。
「毎日来すぎ、」
怒ってない、いつもの声だった。
僕の喉が、 また詰まった。
「俺さ、」
滉斗の声は、
静かだった。
「元貴がちゃんと生きてるの、好き」
それだけ。
それ以上は、
何も言わなかった。
気配が、少し 薄れた。
大)「滉斗…?」
僕は、
その場にしゃがみ込んだ。
でも、
泣かなかった。
青いバラが、
風もないのに少し揺れた。
大)「……明日も来る。」
墓石に向かって言う。
大)「ちゃんと生きてから来る、」
返事はない。
そ れでいい。
僕は立ち上がって、
夕焼けの中を歩き出す。
大)「また明日」
隣は空いてても、
1人じゃなかった。
最後まで読んでくれてありがとうございます~!そろそろこのお話も完結に近づいてきましたよ、!!
なんで「両片思い」の方が先にやったのにまだ完結しないのかな?笑(?)
ではっ!
コメント
5件
若井が、もときが生きてるの好きって言ったの刺さった😢 お空でも元気にしてるのかな、、?
悲しいっっっ😭😭返事はないって泣くよね💧完結までずっと見る!