🫖🌸 / WB腐
最終的にはR-18 成人、同棲済🫖🌸がポリネシアンセックスに挑戦します。
正直ちゃんと調べた訳ではなく、 色んな人の作品を見て書いているため、正確では無い可能性があります 🙇🏻♀️🙏🏻
口調ブレブレ、 キャラの解像度低め
最近本当に上手く書けなすぎてヤバい
~ ポリの軽いルール ~
全日共通
↪︎ お互いの全裸を観察する
↪︎ 夜は全裸のまま抱き合って寝る
1日目
↪︎ キス、及び性的な接触一切禁止、 見るのみ。
2日目
↪︎ 軽度のキス、及びスキンシップをする。 性的な接触一切禁止。
3日目
↪︎ ディープキス、また性器以外の性感帯の愛撫をする。 本格的な刺激は禁止。
4日目
↪︎ 性器への刺激可能。 ただし絶頂は禁止。
5日目
↪︎ 1日目の行程から始める。 1時間以上の愛撫、 のち 挿入後30分は行動禁止。 30分経過後もスローセックスのみ。
⚠ この物語はフィクションです ⚠
長いので数話に分けます。 最後まで書くかは完全に気分次第。
今回は 1 ~ 2日目となるため、直接的な性表現はありません。
──────────────────
~ 1日目 ~
「 桜くん、 少しお話いいかな ? 」
「 絶対にやだ 」
眉間に皺を寄せて、あからさまに嫌そうな顔をしながら蘇枋の方へ目を向ける桜。 ここ数年の経験から、蘇枋がこのような前置きをして話しかけてくる時は大抵桜にとってろくでもない内容である。 それを裏付けるように蘇枋の顔は不敵な笑みをしている。
「 そんなすぐ拒否されると流石に傷つくんだけどなぁ 」
「 うそつけ、 顔が笑ってんぞ 」
呆れたように首を軽く振りながら、再度スマホへと目線を落とす。 すると横からにゅっと手が伸びてきてそのままスマホを取られる。
「 おい! なにすんだよ! 」
「 それはこっちのセリフだよ、恋人が目の前にいるってのに、なにスマホに目を向けているの? 」
桜のスマホをなるべく遠くへ放り投げて若干桜にのしかかるようにしながらぐっと顔を近づける。 そのままゆっくり目を細めて上目遣いになるように上手く己の位置を調節する。
「 オレの話、 聞いて欲しいな …… ?」
「 っ、 ! てめぇ、 …… その顔はずりぃ 、 …… ! 」
知ってる。 そう心の中でほくそ笑む。 蘇枋は自分の顔がいい自覚はあるし、 桜がこの顔にめっぽう弱いのも知っている。 それ故に桜に限り、全力でその権力を振り回し、自分の要望を聞かせる。
「 んで …… なんだよ 、 ? 」
「 そんな身構えないでよ、 ただ少しやりたいことがあるだけだよ 」
「 やりたいこと …… ? 」
「 いやさ、 オレたち最近忙しすぎて全然セックス出来てないじゃん? 」
「 セっ、! なっ、 はぁ !? いきなりなんだよ !? 」
桜の初々しさは大人になってからもちっとも変わらない。それこそ”セックス”という単語を聞いただけで顔を真っ赤にしてしまうほどに。
「 ふふっ、話を続けると今日も含めちょうど5日後に久しぶりに休みが被るでしょ? だから、その日は一日中桜くんのことを愛したいんだ。 桜くんにはめいいっぱい気持ちよくなって欲しいし、 オレも楽しみたい。 だからあることに挑戦したいと思っているんだ 」
「 なっ、 〜〜〜っ …… 、 ぁ ………… ちょ 、 挑戦って …… なに、 すんだよ …… ? 」
顔を真っ赤にしながらも話を逸らしたり、逃げたりしない時点で、桜もそれなりに溜まっているものがあるのだろう。 素直になりきれないところもまた桜の可愛いところである。
「 それはね、ポリネシアンセックスって言うやつだよ 」
「 ぽり …… ? なんだよそれ …… ? 」
想定通りの桜の反応に笑顔で返し、そのまま顔を耳元へ近づける。
「 簡単に言えば5日間かけて行うセックス、ってとこかな? 5日間かけてじっくりと感度を高めていく、 そして最終日の5日目に今までのことを思い出しながらまたゆーっくり愛し合う って感じかな? 」
いつもより低めの声で、 砂糖を煮詰めたようにドロドロと甘い声で囁き、最後の仕上げと言わんばかりに耳へ軽くキスを落とすと、すぐ耳元から息を飲むような音が聞こえる。
「 ふふっ、桜くんったら想像して反応しちゃった? いつの間にこんな変態さんになっちゃったのかな? 」
体制もそのままに桜の下腹部へと手を這わすと、そこには緩く、だが確かに主張をするものがあった。
「 〜〜〜っ !! だれのせいだと思ってんだ …… !! 」
羞恥や悔しさから若干涙目になりながら、キッと蘇枋を睨む。 桜からしたらそれは立派な威嚇であるが、 蘇枋からすれば己の欲を駆り立てるものでしかなかった。
「 そうだね、 紛れもなくオレのせいだ 、 でも、 桜くんも好きでしょ? 」
その言葉にとうとうカチンときた。 事実ではあるがさっきから蘇枋の良いようにされてばっかりで、腹が立つ。 蘇枋の良いようにばっかりになるてされない。 まるで 下克上だと言わんばかりに蘇枋の胸ぐらを掴み、今度は桜がのしかかるように体重を移動させる。
「 〜〜〜っ !! し、 知らねぇよ !! とにかく ! お前のせいなんだから、 一生かけてでも責任とれよ !! 」
こんな風に啖呵を切ることは想定していなかったのだろう。 蘇枋にしては珍しい程に目を見開いていた。 そんな蘇枋の様子に桜は気を良くし、ふふんと若干ドヤ顔になっていた。
「 …… 全く、 やっぱりいつまで経っても桜くんに適う気がしないよ 」
そう口で言いつつも、蘇枋の顔は愛おしさでいっぱいいっぱいという風だった。 それは桜だけに見せる特別甘い顔だった。
「 そ、 それでその …… ポリ、 …… ポリウレタン ? ってのはどうやってやるんだ? 」
「 ポリネシアン、ね? それはまあ、日を追う事に教えるね 、 とりあえず初日の今日はほぼ何もしないよ 」
そんなことを言いながらも己の服に手をかけ始める蘇枋。 初めは何をしているか理解できなかった桜だったが、下まで脱ごうとした瞬間にとうとう違和感に気づいた。
「 お、 おい、 なんで服なんて脱いでんだお前 …… ? 」
「 あぁ、ポリネシアンはね、 全日共通して全裸で行うんだ 、 ということで桜くんも服を脱いでね 」
「 …… はぁ? いやっ、 はぁ …… ? 」
まるで当たり前かのように言ってくれるが、 桜にとっては未知のものすぎて理解が追いつかない。 何故全裸にならなければならないのか。 そもそもそんなこと恥ずかしくてできるわけが無い。
そんなことを考えている隙にも蘇枋は次々と自身の服を脱いでいき、最終的にはパンツ1枚になっていた。
「 何してるの桜くん? 君も脱がないとダメだよ? 」
「 いやっ、 ! んなっ、 恥ずいことできるかよ !! 」
「 恥ずかしいことって…… いつもそれ以上のことやってるのに、 いまさら? 」
「 〜〜〜っ !! っるせぇ !! 改めてってなると小っ恥ずかしいんだよ…… !! 」
「 ふーん …… だとしてもやるって決めたからには脱いでもらわないと困るよ、 あ、 それとも 」
オレに脱がして欲しい?
そう耳元で囁けば勢いよく後ずさりし、 またふしゃふしゃと鳴き出した。全く手のかかる愛猫だ。
~
「 桜くーん? いい加減布団から出てきてくれないかな ? 」
こんもりと膨らんだ布団を目の前にして、 何度か声をかけてみているが、未だに返事は返ってこない。
半ば強引に服を脱がしたのがいけなかったか、 はたまたゆっくり見つめながら脱がしたのがいけなかったか。 おそらく両方だろう。
「 ごめんね桜くん、 そんなに嫌だとは思ってなくて …… 」
これに関しては蘇枋の本心だった。 いくら自分の欲望に忠実で、少し強引なところがあろうと、自分の可愛い恋人に無理強いさせてまで聞かせる趣味は無い。
蘇枋の気持ちが伝わったのか、布団をめくりおずおずと桜が顔を覗かせた。
「 べ、 別に嫌なわけじゃない…… けど …… オレの 、 少し 、 たっ、 勃ってた…… から …… 」
恥ずかった……
威勢が良かったのも最初だけで、どんどん尻すぼみになっていき、最後はもはや言葉になっていなかった。ただ顔を真っ赤にさせ、感情を表すようにしおしおとなった触覚のような2本のくせっ毛を残して、また布団の中へと戻って行った。
そんな可愛らしい痴態を見せられた蘇枋は今、 とても人に見せられるような顔では無い自覚があった。胸がぎゅーっと締め付けられ、頭の中がただただ可愛いで埋め尽くされる。
「 はぁー …… 桜くんは本当に、 オレをかき乱すのが上手だね …… やっぱり敵わないなぁ 」
誰も見ていないのをいいことに、前髪をくしゃりと掻き乱し、 少し頬を赤らめる。 普段滅多に顔色を変えることはしないが、 桜を前にすると、こうも簡単に変えられてしまう。
「 ねぇさくらくん、 そのままでもいいからぎゅーしない? 」
布団の上から桜を撫でながら甘く囁く。 すると布団がビクッとし、 しばらくしてから器用に布団を全身に被ったまま蘇枋の方へ来て、控えめに膝に乗りかかった。 いくら自分で籠っていると言え、やっぱり少し寂しかったのだ。
そんな姿にまた心がぎゅーっと締め付けられた。彼は一体どれだけ蘇枋の心を乱せば気が済むのだろう。
「 ふふっ、ありがとう桜くん。 少しやり方が変わっちゃうけど、今日はこのまま寝よっか 」
布団越しに感じる体温が少し暖かいため、これ以上は何をしても桜が寝てしまいそうだ。それなら潔く寝てしまった方がいい。なんせ今日は初日でまだやることも多くない。 それに良くも悪くもまだ4日も時間がある。
「 ん …… お前も布団はいるだろ …… ? 」
桜ごと横に倒れると、控えめに布団が開かれ、 中から眠さのせいかほんのり目を垂れさせている顔を覗かせた。
「 やっぱり桜くんは優しいね、 それじゃあお言葉に甘えて入れてもらってもいい? 」
桜は小さな声で ん、 と返事をすると、そのまま布団を開いて蘇枋の身体にくっつくようにして蘇枋に布団を被せた。
「 んー …… すおー 、 あったかい …… 」
もう既に眠りに入りつつあったのだろう、今にも溶けてしまいそうな声でそんなことをボヤいたと思えば、すぐに小さな寝息が聞こえてきた。
「 はー …… あんまり可愛いことしないで欲しいなぁ …… 」
そんな蘇枋の文句は桜に耳に届くことはなかった。
~ 2日目 ~
「 さて、 今日は軽いスキンシップやキスをやるよ 」
一応タオルケットで下半身は少し隠しているとはいえ全裸で、しかも満面の笑みでこんなことを言われるのは後にも先にもこれが最後だろう。 傍から見ればただの変態である。
「 …… 何すんだよ …… 」
「 うーん…… とりあえず布団からは出てきて欲しいかな ? 」
桜は今布団を頭から被り、顔だけをひょこりと出している状態にある。 これは桜にとって最低限の防衛本能の現れであり、 ただ単純に蘇枋の思い通りにはなりたくないという対抗心の現れであった。
「 …… 変なことしねぇか、 ?」
「 え ~ 変なことって何? 桜くん何想像しちゃったの? 」
「 …… 」
「 待ってごめん、しないから、 そのまま布団に潜らないで ! 」
~
「 んで、 なにすんだよ? 」
「 さっきも言った通り、軽いキスとスキンシップだよ、 基準としてはキスは軽く触れる程度のフレンチキスのみで、スキンシップは性器と性感帯には触れないように、ハグやマッサージをする感じかな? 」
数分間にわたる言葉の格闘の末にようやく桜を布団の外に出すことができたが、桜の顔は未だにムッとしままだ。 余程蘇枋のことが信用出来ないのだろう。 蘇枋的には酷いなと思う反面、正直前科がありすぎて信用されないのも仕方ないかなと思っている部分もある。
また長期戦になるかなーと思っていたが、その予想は意外に、そして嬉しい形で裏切られることになった。
「 蘇枋、 そこに胡座かけ 」
「 え 、 ? うん、 いいよ 、? 」
いつも正座をしてばかりの人間が突然胡座をかけと言われるとそれなりに戸惑うもので。 だが、 ほかでもない桜にそう言われたなら従うしかない。 正座の足をそのまま軽く崩して、瞑想を行う時と同じ状態になるように足を運ぶ。
「 これでいいかな …… ? 」
正直、桜が何をしたいのか、何をもって蘇枋に胡座をかかせたのか全く皆目見当もついていなかった。 蘇枋の問いに ん 、 どこか上の空に答えたかと思えば、急に立ち上がり、 そのまま胡座をかいた蘇枋の足の上に正面で向き合う形に腰を下ろした。
「 えっ !? さくら くっ …… !! 」
桜くん。 そう名前を呼ぼうと思ったのに、その声は桜の口へと消えていった。 普段なら恥ずかしいなどの理由で滅多にない桜からのキス。あまりの衝撃的な行動に蘇枋の思考が停止している間に、次におでこ、次に瞼、頬、首筋と着々と色んな場所へキスをしていった。
「 〜〜っ !! さくらくん …… !! 」
あまりの愛おしさに抱きしめてしまおうと腕を腰に回そうとした瞬間にその手を桜に叩き落される。
「 今日はオレがやるから、お前は触んな 」
「 えぇ …… その意気込みは嬉しいけど 、 オレも桜くんに触りたいな …… ? 」
普段消極的な桜がやる気になってくれるのはとても嬉しく思うが、 だからと言って触ることを制限されるのは面白くない。 桜がやってくれる姿はとても可愛らしく、目の保養になるのだが、 やはり少し物足りない。 そしてなにより、自分でやると言いつつも結局流されて、そのままぐずぐずに溶かされてしまう桜が見たいという気持ちが強かった。 一応桜に気持ちを伝えてみるも、 やはりその願いが叶えられることはなかった。
「 お前やっぱ着痩せするんだな …… 」
蘇枋の身体を上から下まで見て、時折筋肉をなぞる。 そして思い出したかのように色んなところにキスをしては、時たまに淡い色を印す。
擽ったさとじれったさに少しずつ脳が溶かされていく。 もういっそ押し倒してしまおうか、 なんて邪な考えが頭をよぎるが、 そんなことをしてしまってはあとが怖い。 男に二言は無い。 それは桜の口癖のようなもので、 それを破るものは問答無用でダサいヤツ認定になることを蘇枋はよく知っていた。 いっときの昂る感情でどこかの亀みたいにダサいヤツ認定に入るなんて御免である。
そんなことを考えている蘇枋はどこか上の空であり、 それに気づかないほど桜も鈍感ではなかった。 自分で動くと啖呵をきった後の困惑の表情は桜に優越感を与えた。 その後のふれあいでも、 桜の動き一つ一つにピクっと反応する姿や、 なにかに耐えるようにする顔も桜の脳を溶かしていた。 でも、そんなのも最初だけで、 次第に顔を顰めて何かを悶々と考えるだけになってしまった。 蘇枋が面白くないと感じている中、 桜もまたつまらなさを感じていた。 オレがいるのに、 という桜の中の無意識で無自覚な嫉妬心が膨らんでいく。 その嫉妬心をぶつけるかのように口をカパリと開く。
「 いっ ─── !! え、 っ さくらくん …… ? 」
どこか遥か彼方へ飛んでいた思考が一気に引き戻される。 見ると桜が蘇枋の肩口へ強めに噛み付いている。 桜が様子を伺うかのようにチラリと上を向いた瞬間、 蘇枋とバチッと目が合う。 再度カパリと開かれた口元には少しだけ血が付着していて、 肩口には小さな歯型が血を滲ませながらくっきりと残されていた。 見れば見るほど困惑の色を濃くしていく蘇枋に再度噛み付こうと口を開くと、噛ませないと言わんばかりに指が差し込まれる。
「 なにふんだ 」
「 何をするんだって ? それはこっちのセリフだよ、 なんでいきなり噛んだの ? 」
何が起きたかさっぱり分からない、 という風に桜に困惑の目を向ける蘇枋にカチンときた。 反論しようと、 すぐさま蘇枋の手首を掴み、 荒々しく引っこ抜く。 少しぐらい抵抗の意志を見せるかと思ったが、 案外ゆるっと抜けてくれたため助かった。
「 てめぇこそ、目の前にオレがいるのにほかの事考えるなんて何してんだよ、 オレに集中しろよ ! 」
いつも2人きりの時は少しでも蘇枋以外のことを考えると、何を考えているのかと怒られて、 そのままぐずぐずにされるなんてことがしょっちゅうある。 それなのに蘇枋は桜以外のことを考えていいのか、 いやいいわけがない。
桜に凄まれてしばらくは目を見開いて固まっていたが、 次第にその目は細められ、 口角が上へ上げられていった。 どこまでも余裕そうな雰囲気を醸し出す蘇枋に腹が立ち、 もう一度噛んでやろうと口を開いたところで顎をがっちり掴まれ、 無理やり目を合わされられる。
「 もしかして嫉妬してくれたの ? 」
しっと。 確かに先程の感情に名前をつけるのならそれが一番正しいだろう。 その事実に気付かされてから、 桜の顔にはじわじわと熱が上がってきた。
「 なっ …… なっ ────── !! 」
何とか反論しようとするが、 上手い言葉は思いつかないし、出てこない。 そのためただ口をはくはくと動かすしかできなかった。 身体を逃がそうともう腰をがっちりと掴まれていてそれも敵わない。
「 さくらくん 」
その声はいやにどろっとしていて
「 オレが桜くん以外に興味を持つわけないじゃないか 」
はっはっと興奮気味に短く息を吸う音が大きくなって
「 オレはいつだって君に夢中だよ 」
じわじわ上がっていく蘇枋の口角。 それ以上見ていられなくて目をぎゅっと閉じると、瞼の上に軽くキスを落とされる。
桜からしたらもう限界以上の刺激でしか無かった。
「 〜〜〜っ !! もっ、 今日は終わり !! 寝るぞ !! 」
そのまま近くに放り投げられていた布団を勢いよく取り、 上手く身体をねじりながら蘇枋の拘束をすり抜け、 初日と同じようなお団子状態になる。
「 ダメじゃないか桜くん、 これからって言う時に逃げるなんて 」
文句を言いつつも声も顔も笑っている。 蘇枋から触ることは余りできなかったが、積極的な姿や嫉妬する姿など、 いつもは見せてくれないところを沢山見せてくれただけで、蘇枋は満足していた。
「 うるせぇ ! とにかく今日は終わりだ ! お前もさっさと寝ろ !! 」
「 えぇ 〜 でも、オレこのままだったら寒くて風邪ひいちゃうよ ? 」
冗談ではあるが、素直な桜はそれを簡単に信じ、 控えめに布団を開けてくれる。 ありがとう、 と言いながら潜り込み、 桜の身体に手を回し身体を密着させる。 さっきの今なためあまりくっつかないでほしいとは思うが、くっつかないのもまた寂しいため、 蘇枋の胸板に頭をぐりぐりとさせ、 伺うように蘇枋の顔をちらりと見る。
「 …… 明日の晩飯オムライスがいい、 野菜は抜きで 」
「 ふっ、ははっ 、 やっぱり君はブレないね 」
わかったよ。
了承の言葉と共に眠気が襲ってきたため、 抗うことなくそのまま瞼を閉じて身を任せる。
「 おやすみ、 桜くん 」
ゆるゆると頭を撫でる蘇枋の手の温もりが眠気を余計に呼び出す。
「 ん …… おやすみ …… 」
言葉にできているか桜には分からなかったが、 蘇枋はただただ愛おしげに笑っていた。
──────────────────
一旦終わり
次回 3 ~ 4 日目
出来れば今年中に続きを書こうとは思っていますが、 現時点で飽きかけているため書けないかもです 🙇🏻♀️”
最悪の場合5日目だけ書かせてもらいます ✍🏻
見て下さりありがとうございました🙏
(2025/10/27 23:40:10)
約7000文字
コメント
1件
あれ 、気まぐれ猫ちゃんかな???? と思ったら小悪魔だ!!!! すおさんと同時に胡座かいたら桜くんの幻覚見えて目見開きすぎて3センチくらい目でかくなった気がするありがとうこれでメイクいらない ☺️☺️