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1話…入れ替わり…
ガラガラ
(メイド)お嬢様おはようございます。
(麗華)んー、おはよう…
(メイド)朝食の準備が出来ておりますのでホールでお待ちしておりますね。
(麗華)分かったわ。
私の名前は一ノ瀬 麗華(いちのせれいか)。
私は今まで何でも好きにいえば手に入ってた。
欲しいといえばなんでも手に入るから何不自由ない生活だった。
(お母さん)麗華ちゃんおはよう。
(麗華)お母様。おはようございます。
(メイド)本日のお料理は鮭とコシヒカリと卵焼き。それからお味噌汁でございます。
(麗華)……
(お母さん)まぁ!美味しそうな和食ね。麗華頂きましょうか。
(麗華)わたくし今は洋食の気分ですわ。
(メイド)申し負けございません。左様でございますか。直ぐに作り直してまいりますね。
(お母さん)麗華?出してもらったものはしっかりと頂かないとだめよ?
(麗華)だって!和食なんて嫌よ!
(お母さん)まったく……
(メイド)お待たせ致しました。ワッフルになります。
(麗華)頂きます。
(お母さん)頂きます。
(メイド)麗華様。髪の毛をセットさせて貰いますね。
(麗華)えぇ……モグモグ
(麗華)ご馳走様でした。
(お母さん)今日は麗華ちゃん帰りは遅いの?
(メイド)6時帰りでございます。
(お母さん)そう。じゃあ7時からお寿司予約してちょうだい。
(メイド)かしこまりました。
(麗華)着替えも終わったからそろそろ行くわ。
(メイド)行ってらっしゃいませお嬢様。
(お母さん)麗華ちゃん行ってらっしゃい。
(麗華)はーい
私は自分でもわかる。わがままだ。
自分の思った通りにならないと許せないし、気に食わない。治したくたって上手く直さない。
だからみんな私を避けるの
学校着
ガラガラ
(麗華)……
(みんな)あ、麗華様じゃんおはー
(麗華)おはよう。
(女子)麗華って絶対私たちのこと下に見てるよねボソッ
(女子)あ、わかる笑自分のこと可愛いって思ってそう笑笑
(麗華)そうよ?貴方たちみたに悪口を言ってる馬鹿な女よりは可愛いと思いますわ。
(女子)ば、馬鹿?!
(女子)うざ、行こいこ
(麗華)はぁ
ホントのことだ。
私は可愛い。
だってお菓子だってニキビができるから絶対に食べないし、毎日ダンスをして体重管理を頑張ってる。なんもしてない奴らなんかと同じなんてして欲しくない。
(男子)お嬢様、可愛いけどわがままだよなー
(麗華)……チッ
(先生)よーしみんな席に座れー
ガタガタ
(麗華)……
(先生)えーっと今日は体育祭リーダーを決める。このクラスからは2人頼むぞー
(女子)体育祭リーダーってめんどくさいよねー
(女子)それな?毎日集まりあるしー
(男子)俺ら嫌だよー?女子らで適当に決めろよー
(女子)は?💢うざー
(女子)一ノ瀬さんとかでよくなーい?
(麗華)は?
(女子)は?笑怖ーい
(麗華)……
(先生)じゃああと一人ーー
は?私なんも言ってないのに
(女子)じゃああと一人はもう宮本さんでいいって。
(美夏)え、私なんてそんなモジモジ
(先生)じゃあ宮本と一ノ瀬なー2人はどっちが副か後で決めろー
(麗華)はぁ
よりによって宮本さんかよ……
宮本さんはクラスで浮いてる。あまりみんなから好かれてなく、一人で行動しているいわゆる陰キャだ。
(先生)じゃあ授業を始めるぞー
昼休み
(麗華)……
(美夏)あの…どっちがやる?
(麗華)私絶対やらないから。
(美夏)え、じゃっじゃあ私やるね
(麗華)あーよろよろ
早く終わらせてゆっくりしたいのに…
カラカラっ✎
(麗華)チッ
(美夏)あ…
(麗華)もー
(美夏)え?
(麗華)いった…何してくれてんのよ!
自分のペンくらい自分で拾えるわよ!
(美夏)ご、ごめんなさい…!!
(美夏)な!あんななんで私の顔なのよ!!
(麗華)え、?ど、どーいうこと?!
(美夏)は?どーなってんのよこれ!!
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