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あゆまる⟡.·
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「あっつー 」
「まだ6月ってまじ?」
「今日29度だって」
リビングのソファーでだらぁっと話す。
年々暑くなるのが早くなっていると感じるメンバー達はなんだか不満気だ。
そんな蒸し蒸しした暑い雰囲気の中明るい声がかかる。
「誰か公園にキャッチボールしに行こうぜ」
じゃぱぱがボールとグローブをもって声をかける。
まさかの言葉にメンバー達は「まじかよ、」という顔をしてじゃぱぱを見つめる。
「今日何度かわかってる?」
「こんな暑い中外出たくないよ〜」
あまりアクティブじゃないメンバー達は気だるげな声をあげる。
そんな中えとが急に「じゃ私行く」と言い出す。
「えとさーん!さすがえとさん」
じゃぱぱがえとに拝むようなポーズを取っているのにのあがくすりと笑う。
「えとさんほんとに行くの?あついよー」
「まあ暇だしなって、ちょっとキャッチボールしたい」
「少年だなあ 」
「じゃあ俺も行こうかなー」
「たっつん行くの!?さっきまで暑がってたやつが」
「えー、それならおれも行くー」
まさかのゆあんが行くと言い出した事に全員が驚く。
「え、ゆあんくん?ま?」
「本物のゆあんくんなの?」
「本物だわ」
数人行くと言い出したのを聞いて心配性ののあがハッとした顔をしてキッチンの方へ向かっていった。
えと達が家を出ようとしているとのあが小さな袋を渡してきた。
「これ凍らした飲み物入ってるから、あと冷却シートとかも入れてるから熱中症には気をつけるんだよ!!」
準備万端なのあに4人は「流石すぎる」と感心する。ありがとうとのあに声をかけると4人は公園に向かった。
「なんかこの凍らせた飲み物とか真夏に見るものすぎて」
「ほんまそれな、まだ6月なの未だに信じてないわ」
家の中では割と乗り気になっていたが外に出ると話は別。
暑苦しい空気が身体を覆う。
15分程歩くと少し大きめの公園に着く。
「わたしキャッチボールとかいつぶりだろう」
「それなー、てかえとさんボール投げれんの?」
「舐めてる?余裕だわ」
じゃあ早速しようとじゃぱぱが持ってきた人数分のグローブとボールを取り出す。
ある程度間隔を開けボールを投げ出す。
「えとさんいくよー! 」
「どんとこい」
えとが取りやすい所にうまく投げるじゃぱぱ。
えとはしっかりボールを受け取るとたっつんに向かって投げる。
思っていたよりしっかりした球を投げるえとに3人は感心する。
「え!結構飛ぶじゃん」
「ちゃんと勢いあったし」
「すご」
そう褒められると少し満足気な顔をするえと。
「俺も負けてらんねえ!」
とゆあんが急に意気込みはじめ、4人はテンションが上がって本格的に進めていく。
と、楽しんでいるのも束の間だった。
えとから順番にダウンして行き4人でベンチにぐったり。
「あつすぎる」
「もうむり〜」
のあが用意してくれたものでなんとか持ち越すが普段からしっかり運動する訳ではないメンバー達はもう限界を迎えていた。
「帰る?」
「そうしよう」
全員即納得し、そそくさと帰る。
シェアハウスに着き、4人がリビングに入る。
「ただいま」
「あつすぎしにそう」
想像以上に帰宅が早かった事に家にいたメンバーたちは驚く。
「はやっ」
「だから言ったじゃん」
「いやこれはあつすぎるもんー」
ぐったりとしている4人をみてメンバー達は思わず笑ってしまう。
「のあさんのやつがなかったら多分帰って来れてなかった」
「渡しといてよかったぁ」
メンバー達はみんな笑っていたが、誰かが急にふと我に返って言い出す。
「6月でこれなら真夏どうなんの?」
その発言にみんな顔を歪ませる。
「宣言しまーす。
今年の夏は家からでません。」
「わたしも。」
「おれもでなーい」
それに続きみんな「おれも」「わたしも」と続けていく。
6月の暑い1日だった。
コメント
1件
あっつい中でもキャッチボール行くとか、元気すぎるでしょ〜😅 でものあさんの差し入れが神すぎて、準備のよさに正直泣いた🥺 みんなで「夏は家から出ません」って即決するところ、もうあるあるすぎて笑ったw 暑さでテンション変わっていく様子がリアルで、読んでて懐かしい気持ちになりました🤍 次回も楽しみにしてますね!