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ーー三ツ谷「裏切ってねぇ!!!」

ーー千冬「うるさい!!もう信じない!!泣」

「っ、俺は、信じてたのに、泣」

「ちゃんと、アンタらのこと、信じてたのに!!!泣」

ーードラケン「お前は、何言ってんだよ。」

「誰もお前のこと裏切ってない。」

「お前の勘違いだ。」

ーー千冬「じゃぁなんでアイツらがあんたらに言ったこと分かってんだよ!?泣」

「テレパシーかなんかなのか!?泣」

「お前らが言ったとしか思えないだろ!?泣」

ーー三ツ谷「んなの知らねぇよ!!!」

あぁ、なんでお前らが怒るんだよ、怒りたいのは俺なのに。って、もう怒ってるか、

ーー千冬「ッッ、俺は!!!ぅ゛、俺は、、!!泣」

ーー場地「おいお前、、」

ーー千冬「俺は!!!!本気で、!!泣」

「ッッ、、本気で、、、泣」

「本気で信じて、ちゃんと伝えたのに、泣」

「なんで、、、泣」

「言わないでって、、言ったじゃん、、泣」

「約束したじゃん、、泣」

ドラケンくんは俺の胸ぐらを掴んでいた手を片手で振り払い、いつもの顔で彼は俺にこういった。

ーードラケン「調子に乗るな。」

ーー千冬「ッッ、、泣」

「三ツ谷くんが言ってくれたあの愛してるよを信じて、言ったのに、泣」

「愛してるなんて、、信じなきゃ良かった、泣」

「あんたらのことなんて!!泣」

「信じなきゃ良かった!!!泣」

ーードラケン「あぁ!?」

ーーマイキー「けんちん!!!待って。」

ーー場地「千冬てめぇこらぁ!!」

ーー三ツ谷「……。」

ーー武道「千冬、それは言っていい言葉??」

ーー千冬「っ、うるさい、、泣」

ーー武道「ダメな言葉だよな?」

「俺らは必死にお前のこと考えて、時間潰して、」

「お前が知らないところで、必死に努力して、」

「お前に尽くしてたことも全部分かってそれ言えんのか!?」

ーー千冬「うるせぇよ!!!泣」

「俺は別に頼んでない!!!泣」

ばんっ、と吹き飛ばされた。誰かに殴られたんだ。

頬が熱く感じる。殴ったのは武道ではなく、場地さんだった。

ーー場地「もう一度言ってみろ。」

「本気で殺すぞ。」

ーー千冬「ッ、、泣」

ーー場地「んな事、次言ったら、東卍抜けろ。」

「お前みたいなやつ、このチームにいらねぇ。」

ーー千冬「ッッ、、泣」

アンタらから喧嘩売っといてそれはひでぇよ、

ーー千冬「……所詮全部口だけなんだ、泣」

ーードラケン「まだ言うのか?」

ーー千冬「俺の何を知ってんだよ、泣」

「ぅ゛っ、ゴホッゴホッ、、がっ、、泣」

口から出たのは真っ赤な液体だった。

吐血したんだ。でも今そんなことはどうでもいい。

ーー三ツ谷「千冬、!大丈夫か!?」

ーードラケン「今ナースコール呼ぶからな!?」

ーー千冬「あ゛ぁ゛ぁぁぁぁ!!」

ーー三ツ谷「千冬、!落ち着け!!((」

ーー千冬「う゛る゛さい゛、!泣」

「お前らは何も知らない!泣」

「何も知らねぇ、!!煩い、!!あ゛ぁ゛ぁぁぁぁ!!泣」

「お前らが俺を語んなぁぁぁぁ!!泣」

ーー武道「それ以上叫ぶな、!!」

「頼むから寝てくれ、!!落ち着いて、!!」

ーー千冬「俺はここでお前らを、、」

「「殺す!!」」

俺は隣にあった金具で襲いかかろうとした。でも、視界がさらに歪んで、立てることも難しくなった。

俺は金具をしたに落とし、手が痙攣し始めた。

ーー千冬「あ゛、、ぁ゛ぁ゛、、? 泣」

さらに吐血し、とうとう床に倒れ込んだ。

ーー三ツ谷「千冬、!!」

ーードラケン「すみません!!誰か!!!」

ーーマイキー「おい千冬!!返事しろ!!!」

ーー武道「お願い!!千冬!!!」


走馬灯が見えてきた。

幼児期、父、母、祖父母、友達、東卍、場地さん、たくさんのものが1つの映画のように流れ込む。


頼む神様、千冬を、行かせないでくれ。

こんな、過去で死んだらもう取り返しのつかないことになる。

本気で、彼を守りたいんだ。

でも、彼は何を思って、俺らが裏切ったと疑ったのかは分からないが、何か理由があるに違いない。

無闇矢鱈に疑うことなんて彼のことだからありえないんだ。

だとしたら何?何者かに吹き込まれた?

でも、彼は人を信じる力だけは強く、芯が太いため、そんなことありえるはずがない。

でも、今の彼は人間不信。精神も壊れている。

そんな彼に今、芯が強いなど言えるのだろうか。

今の千冬はもう壊れている。本当の心も壊れていてもおかしくは無い。

でも、生きているとしたら、本当にこの中に、

ユダが居る。

出来れば信じたくはない。当たり前だ。勘違いだったという結末を願っている。

神様。彼を、お助け下さい。

彼を不幸にしないでください。

何もしてないじゃないですか!!彼が何をしたって言うんですか!?

彼は、本当に良い奴なんです。

心肺停止!!

その言葉が、その聞きたくなかったその言葉が医者の口から聞こえた。

最悪な事態が起きてしまった。

医者は直ぐに心臓マッサージを行った。

ーー武道「そんな、嘘だよ、生きてよ!!!泣」

「千冬!!!!泣」

みんなの応援する声と共に、医者がリズム良く心肺蘇生を行う。

でも時は来た。












































心肺停止。






















続けますか、?
























続けてください。



















何度も、何度も、

















でも、彼が目を覚ますことは無かった。









































                                           その時

















































                               奇跡は起こる。








































































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