久々にしゆばう書きます
甘々です
ご本人様とは一切関係ないです
地雷さん、純粋さんは回れ右
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それでは
GO !
付き合ってるけど同棲はしてない
s視点
そろそろ編集に疲れてきて目が限界を訴えている。ディスコの作業部屋からも、聞こえるのはキーボードの音か、飲み物を飲む音かトイレに離席する音だけ。
s「はあ…」
tk「疲れた?」
s「ちょっとね」
tr「流石に疲れるよね〜」
v「今日は一旦終わる?」
s「おっけ」
tr「りょーかーい」
tk「じゃ、また明日」
tr「おつかれ〜」
tk「おつかれ〜」
ピロン、ピロン(2人退出)
s「じゃあ俺も、おt
v「待って」
s「なに」
v「今から家行っていい?」
s「無理」
v「なーんでよお!」
s「うるせえよ!w」
s「疲れてんだから寝かせろ」
v「ええ〜」
v「じゃあ向かうね」
s「は?おま、くんn」
ピロン
s「あー…まじか」
ディスコを閉じ、背もたれにもたれかかる。今の自分にばぁうを迎える準備は到底できそうにない。せめてもと思い、荷物を端に寄せて足の踏み場くらいは作っておく。
ピーンポーンピーンポーンピーンポーン
s「うるせえ…」
ガチャ
v「やっほー」
s「いらっしゃい」
s「悪いけど、何も出せねえから。勝手に取って。」
v「ん」
何を察したのか、途端におとなしくなるばぁう。しかし、そんなことに構えるほど元気ではない。
なんとかソファに辿り着くと、そのまま倒れ込んだ。
お茶を持ってきたらしいばぁうは、座る場所のないソファを見て、俺の足を押してみたが、俺が抵抗したので、すぐに諦めてソファの前に座った。
v「お疲れ」
こちらを向いて、数秒してからばぁうはそう言った。
さりげない気遣いにちょっとどきっとする。来るなって言ったやつの家に上がり込んできたやつなのに。
s「ん」
じっとばぁうの目を見つめる。
好きだよって、普段恥ずかしくて言えないから。
目は口ほどに物を言うらしいから。
ばぁうの手が俺の頭に伸びてきて、愛おしそうに俺の頭を撫でた。
俺がその手に擦り寄るように顔を傾けると、ばぁうは俺の頭を優しく持って、ゆっくり顔を近づけてきた。
絡み合った視線が熱を持って、頭に添えられた手が心臓を高鳴らせて、首元から僅かに見える体のラインに恋をして。
俺が目を瞑ると、唇に唇があたる感触がした。
数秒後、名残惜しそうに離れていく。
v「好きだよ」
s「うん」
v「ベッド行こ」
s「シないよ」
v「知ってる。ハグして一緒に寝よ。」
s「ん」
先に歩き出したばぁうの手にそっと触れると、柔らかく握り返してくれる。
部屋に着いても、部屋が汚いことについては触れられなかった。
ばぁうは繋いだ俺の手を引いて俺を抱きしめて、額にキスをして、布団をかけた。
v「おやすみ」
s「うん、おやすみ」
本当は家に来てほしかったのも、会いたかったのも、一緒に寝たかったのも、甘えたかったのも、好きっていう言葉が聞きたかったのも、全部全部お見通しだったのかな。
s「ありがと、好き」
聞こえるか聞こえないかくらいの小さい声でそう言った。次起きたときにはもう、素直になれないから。
微笑する声が聞こえて、俺を抱きしめる手が強くなった。
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