衝動的に書いたrkieです
学パロ
事後
ガバガバ関西弁
「・・・げ」
制服を着ながら、ふと鏡を見て呟く。
制服では隠れない首元に痕が着いていたからだ。
「・・・あいつ」
痕を付けた当の本人は、鼻歌混じりに洗面台で呑気に歯を磨いている。
昨日はひなニキの家に泊まって・・・それから食い荒らされた。
やめて、と息も絶え絶えに言っても聞かないし、そのせいで歩けないほどに腰も痛い。
「・・・まあ、俺も人の事言えへんかもな」
この前、一緒にお風呂に入らされた時のひなニキの背中の引っかき傷を思い出しながら言う。
というか、この痕をどうしようか。
そう思っていると、ひなニキが洗面所から顔を覗かせる。
「iemonさーん?準備出来た?」
「・・・ひなニキ、痕ついてるんやけど」
そう首元を指さしながら言う。
「あー、それ?一応消す努力はしたんだけどね」
なんて、呑気に手をひらひらと振りながら言っている。
本人曰く、冷やしたり保湿したりはしたらしい。
「それでなんで消えへんの・・・」
「なんかね、上手く行かなったっぽい」
そう困った様な、けれど少し嬉しそうな顔で言う。
「・・・はぁ」
溜息を付く。
まあこんな事をするやつと一緒に居る俺もおかしいかも知れないけれど。
ふと時間を見ると、もう遅刻ギリギリの時間だった。
「・・・時間」
「あ、やばい!」
そう言って家を出ていこうとするから、ひなニキの服の裾を掴む。
「・・・俺、腰痛くて歩けないんやけど」
若干の羞恥心を持ちながら、顔を直視せずに言う。
「え」
俺がそう言うと、ひなニキの顔はどんどん赤くなっていく。
「・・・おんぶでいい?」
「・・・・・・うん」
「・・・・・・学校ついたら降ろしてや」
「うん!」
やけに嬉しそうにするひなニキに呆れる。
ひなニキの上に登る。
「・・・えiemonさん軽くない?ちゃんと食べてる?」
「食べとるわ」
「え、嘘!絶対食べてないよ。体重何キロ?」
「・・・50ちょっと」
「かる!?iemonさん身長170ある?」
「・・・うーん、、あるかないかぐらいかなぁ」
「軽いなぁ」
「・・・ひなニキ?もう教室やねんけど」
階段を登るときも、痛い視線に耐えながら登ってきたのに・・・クラスとか地獄だぞ?
「ちょ、降ろせ!」
「暴れたら落ちるよ」
そうひなニキは言って、教室のドアを開ける。
視線が集まって、女子からは黄色い歓声が上がって、男子からは生温い目で見られている。
「ああもう・・・終わったわ」
その後、女子たちから詰められたのは言うまでも無く・・・
🍵さんって絶対痩せてますよね
シンデレラ体重の49にしようか迷ったけど流石に軽いな〜って思った
コメント
4件
私の体重は45kgなのに…170の人が50…???????え???????