コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
 
 
 「轟くん好きです 、
付き合って下さい!」
 ずっと大好きだったあなたへ 、
私は夕焼け空の下 、 真っ赤な顔を
隠しながら想いを伝えました 。
 「悪い 、〇〇」
 結果は 、思った通りだった .
 「俺 、好きな人がいるんだ
だからごめん」
 ちゃんと 、理由も付けて
しっかり謝ってくれる
 そんな貴方が最後まで大好きだ 。
 
 最終的に 、轟くんと轟くんの好きな人は
結ばれた 。
 
 
 そう 、私は負けヒロイン
 
 
 
 
 負けヒロインは報われない .
 
 難易度高い 轟くんの 好き を
教えるのが 私じゃないなんて …
 
 
 でも やっぱり 分かってた
 
 
 
 
 
 無意識に 、涙がたくさん溢れ出す 。
 
 
 
 
 
 「おい」
 すると 、いつもより少し
小さくて優しい声が聞こえた
 「なによ 、からかいにきたの ?」
 振られて 、泣いて 、泣いて 、
泣いて泣いて 酷い顔 。
こんなの 、誰にだって見られたくない 。
 
 「お前が好きな奴がお前を好きな奴
どっちか選べ 。」
 
 
 
 
 
 その言葉に 、私はハッとした 。
 
 
 
 
 
 きっと 、負けヒロインには
負けヒロインなりの幸せがあるんだ 。
 
 
 
 
 でも 、これじゃ複雑な勝ちヒロイン?
それは違うな
負けヒロインのなかの勝ちヒロインが
あるの 。
ということは …
うん 。
結果幸せなら 、それでいいよね
今貴方が幸せではないのなら 、
何か光を探してみてね 。